3月10日からテキサス州オースティンで行われている世界最大級の映像&音楽&テクノロジーの祭典South by South West(以下SXSW)で、大ヒット犯罪ドラマ『ブレイキング・バッド』とそのスピンオフドラマ『ベター・コール・ソウル』に度々登場する架空のファーストフードチェーン、ロス・ポジョス・エルマノスが実際にオープンした。
米Austin360によると、お店が登場した約130平方メートルのこのスペースには500人収容することができ、オースティンのダウンタウン5番街の駐車場内に設置されたという。一時的なレストラン営業の許可を取り、外観はドラマそのもので、3月10日(金)のオープン時には長蛇の列ができていたようだ。
ロス・ポジョス・エルマノスは、ジャンカルロ・エスポジートが演じる悪役キャラクター、グスタボ・"ガス"・フリングが経営していたフライドチキン店。実際にドラマの撮影で使われていたのは、ニューメキシコ州アルバカーキーにある別のファーストフード店「Twisters」で、『ブレイキング・バッド』のファンはわざわざ訪れることもあるようだ。
今回作られた本物そっくりのこの店は、駐車場を使用しているためにエアコンがないことが欠点だが、大人から子どもまでフライドポテトなどを味わい、店内や外観前で写真撮影を楽しむ姿が目撃されている。3月12日(日)には、『ベター・コール・ソウル』のプロモーションのためにSXSWに参加しているボブ・オデンカークが同店に足を運び、ファンを沸かせたとのこと。
なお、訪れたファンが撮影した写真は当サイトの編集部トピックス&動画/突撃レポートに掲載されているのでお見逃しなく!
『ベター・コール・ソウル』は、米AMCにて、4月10日にシーズン3がプレミア放送予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:ジャンカルロ・エスポジート
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