"ミステリーの女王"として知られるアガサ・クリスティーの名作小説を、ケネス・ブラナー監督・主演でよみがえらせた映画『オリエント急行殺人事件』。12月8日(金)より公開となる本作で、マヌエル・ガルシア=ルルフォが演じる特別なキャラクターが明らかになった。
ケネス、ジョニー・デップ(『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ)、デイジー・リドリー(『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』)、ジュディ・デンチ(『007』シリーズ)、ペネロペ・クルス(『ボルベール <帰郷>』)、ウィレム・デフォー(『アンチクライスト』)をはじめ、名優たちの共演が話題の本作で、「ルルフォめーちゃくちゃかわいいな」、「ルルフォとかスゴイキャスト!顔面偏差値すごい」、「オリエント急行の予告ルルフォたんがかわいい」、「オリエントるるふぉ絶対ニヤニヤしちゃいます」などとSNSを賑わせているマヌエルは、『マグニフィセント・セブン』で「7人」の一人を演じブレイクした。
そんな彼が演じるマルケスは、この映画のために創造された新たなキャラクターで、特に既に原作を読んで筋書きに詳しいであろう観客を惑わせる役柄だ。誰も知らない秘密を隠しているようにも見えるマルケスだが、質問に対して率直に回答しない傾向は映画の冒頭から明らかである。そのため彼は早いうちに捜査ターゲットとなる。
本作についてマヌエルは「原作と同じDNAをシェアしながらも、映画はもっとダイナミックだ」と明かす。さらに「列車のセットがあまりにも素晴らしかったから、本作ではキャラクターに感情移入するのが簡単だった。衣装も素晴らしかったし、役者たちも全てが素晴らしかった」と振り返る。
名探偵ポアロを演じ、監督も兼任したケネスは「マルケスは私たちが見ているものより、はるかに多くのものを抱えているように見える。それが、ポアロや観客の推測を翻弄する。マヌエルはそれを見事に演じた」と彼の演技を絶賛している。
マヌエルが演じるマルケスだけでなく、宣教師のピラールを演じたペネロペも原作には登場しないキャラクターのため、原作を知っていてもわからない展開に益々注目が集まる!
ケネスの来日も決まっている『オリエント急行殺人事件』は、12月8日(金)全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:『オリエント急行殺人事件』
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