HBOのコメディ『ボアード・トゥ・デス』クリエイター、映画版の脚本は2つできている!

『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』や『ダージリン急行』で知られるジェイソン・シュワルツマンが主演を務めた米HBOのコメディドラマ『ボアード・トゥ・デス』。3シーズンで幕を下ろした本作だが、2013年から映画版の企画が進められている。そんな中、現地時間の11月19日(日)にロサンゼルスで開催された「Vulture Festival」に本作のクリエイター、ジョナサン・エイムズが参加し、「2バージョンの脚本を書き上げた」ことを明かした。

『ボアード・トゥ・デス』は、売れない作家のジョナサン(ジェイソン・シュワルツマン)が素人探偵業に乗り出し、友人のレイ(ザック・ガリフィーナキス)とジョージ(テッド・ダンソン)とともに様々な問題や依頼に取り組む姿を描いたコメディ。主人公のジョナサンのキャラクターは、クリエイターのエイムズがモデルになっている。

脚本はすでに仕上がっているようだが、映画版の製作が正式に決まっているわけではない。それでもエイムズは焦っている様子もなく、むしろ適当なことはせずに"らしさ"をしっかりと維持していきたいという意向のようで、「どうにか話を進めるために何かを諦めるようなことは嫌なんだ。でも、またみんなで一緒に仕事できるのはとても楽しみだ」と、前向きに語った。

また、このイベントにはジェイソン、ザック、テッドたちも集合しており、「今この3人を見て、"わぁ、何てキャストなんだ!"って思っているよ。僕たちは本当にラッキーだったね」と、エイムズは久しぶりの再会を喜んだ。主演のジェイソンは、本作の撮影は疲れはしたが、みんなで仕事をしたり一緒に出かけることが本当に楽しくて元気をもらえていたと振り返った。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ボアード・トゥ・デス』
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