ワシントンD.C.を舞台に政治家のトラブルを揉み消すフィクサー集団の活躍がスリリングに描かれる『スキャンダル 託された秘密』と、どんな手を使ってでも依頼人を無罪放免に導く敏腕弁護士を取り巻くサスペンス『殺人を無罪にする方法』がクロスオーバーすることが明らかになった。米TV Lineなどが報じている。
1月3日(水)に、『スキャンダル』で主人公オリヴィア・ポープを演じるケリー・ワシントンは、『殺人を無罪にする方法』で頻繁に登場する裁判所で撮られた写真と「ヴィオラ・デイヴィス、この場所どこだかわかるでしょ? あなたはどこにいるの?」というメッセージを自身のInstagramに掲載。一方、『殺人を無罪にする方法』の主人公のアナリーズを演じるヴィオラ・デイヴィスは『スキャンダル』のセットにある大統領執務室の机に腰掛け、「ケリー・ワシントン、私今どこにいると思う?」とコメント入りの写真をInstagramに投稿した。
更に同日、両作品のクリエイターであるションダ・ライムズが、オリヴィアとアナリーズが出会うシーンの台本の写真と「皆さん、本当なのよ。(製作総指揮の)ピーター・ノーウォーク、準備はできてる?」と投稿しファンを沸かせている。
放送局である米ABCによると、この2作品のクロスオーバーエピソードは今年後半に放送予定。同日にそれぞれ1話ずつ放送され、『スキャンダル』の脚本はラームラ・モハメド、監督はトニー・ゴールドウィン、『殺人を無罪にする方法』の脚本はモレニケ・バログンとサラ・L・トンプソン、監督はゼトナ・フエンテスが担当。
以前、『グレイズ・アナトミー』のスピンオフ作品『プライベート・プラクティス』での派生クロスオーバーはあったが、ライムズにとって別々の作品による初の正式なクロスオーバーエピソードとなる。『スキャンダル』と『殺人を無罪にする方法』は共に、1月18日(木)より年明け最初の放送がスタート。(海外ドラマNAVI)
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『スキャンダル6 託された秘密』 (c)ABC Studios
『殺人を無座にする方法』シーズン2 (C) 2017 ABC Studios