イギリス生まれの愛すべきクマのキャラクターを主人公に、世界中で愛されるロングセラー児童小説を実写化した映画シリーズ第2作 『パディントン2』。現在大ヒット公開中の本作だが、美術を担当したゲイリー・ウィリアムソン(『パディントン』シリーズ)、衣装を担当したリディ・ヘミング(『ワンダーウーマン』)ら、最強スタッフたちのインタビュー映像が到着! その"並々ならぬこだわり"の数々を明かした。
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パディントンが暮らすカラフルなお家が立ち並ぶウィンザーガーデンでの景色を始め、パディントンが一目惚れする"飛び出す絵本"の中でも描かれるロンドンの街並みなど、前作に引き続きロンドンの世界観が余す事なくたっぷりと凝縮された本作。
前作でもプロダクションデザインを手掛けたウィリアムソンは、インタビュー映像の中で「この映画ではロンドンの街を魅力的に書き出すことを狙った。『アメリ』がパリの街を魅力的に描いたようにね」と語っているように、作品を見た人はロンドンを訪れたくなってしまうはずだ。劇中でも印象に残っているカラフルなかわいらしい街並みの誕生秘話も明かしているので、こちらから確認して欲しい。
「40年以上やっているけれど、こんなのは初めてよ」と口を開いたのは、衣装デザイナーを手掛けたヘミング。これまで『700』シリーズのジェームズ・ボンドや、『バッドマン』シリーズなど数々の映画を手掛けてきた彼女でさえも、本作は驚くような現場だったという。
特に大変だったというのが、ヒュー・グラント演じるナルシストで落ち目の俳優ブキャナンの衣装だったといい、「一つの役にあれほどの衣装を用意したのは初めてよ。ものすごい数のスタイルよ。テイストの異なるスタイルが10パターン以上あるわ」と撮影秘話を明かしている。
英国紳士らしいスーツ姿から、甲冑を着た騎士、尼僧、多くの羊の肉を持った薄毛の男...。"変装の名人"というキャラクターの通り、さまざまな場面によって、外見から身のこなしもアクセントも変貌を遂げていくヒュー。ヘミング始めスタッフらがこだわり尽くした衣装を身にまとったグラントが、本作の世界観へどのように溶け込んでいくのか...こちらも見ものになりそうだ。
『パディントン2』は大ヒット公開中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『パディントン2』
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