"もしディズニー・キャラクターに子孫がいて、10代だったら?"という発想から誕生したディズニー・チャンネルの人気シリーズ『ディセンダント』。その3作目に登場する新たなヴィランとそのキャスティングが明らかとなった。
本作は、ディズニーでおなじみの悪役たち(ディズニー・ヴィランズ)の子どもをメインキャラクターにしたミュージカル。悪役としてはこれまでに『眠れる森の美女』の邪悪な妖精マレフィセント、『101匹わんちゃん』の悪女クルエラ・デ・ヴィル、『白雪姫』の女王イーヴィル・クイーン、『アラジン』の卑劣な右大臣ジャファー、『リトル・マーメイド』の魔女アースラ、『ピーター・パン』のフック船長、『美女と野獣』の狩人ガストンが登場していたが、今回新たに参加するのは、呪いでカエルにされてしまった王子と、その呪いを解こうと相手にキスをしたところ自分もカエルになってしまった少女の大冒険を描いたアニメーション映画『プリンセスと魔法のキス』の悪役、ドクター・ファシリエ。邪悪な心を持つブードゥーの魔術師というキャラクターだ。
そのドクター・ファシリエとその子ども、娘のセリアが新たに姿を見せる。セリアを演じるのはジェイダ・マリー。2015年からアメリカで放送されるファミリーコメディ『Mann and Wife(原題)』でレギュラーを務めているほか、現在公開中の大作映画『レディ・プレイヤー1』にも出演する期待の若手だ。ドクター・ファシリエに扮するのはジャマール・シムズ。人気のダンス映画シリーズ『ステップ・アップ』やミュージカル映画『ヘアスプレー』(2007年)で振付を担当しており、今回は出演のほか、監督のケニー・オルテガとともに振付も務める。
すでにダヴ・キャメロン(マル役)、ソフィア・カーソン(イヴィ役)、キャメロン・ボイス(カルロス役)、ブーブー・スチュワート(ジェイ役)、ミッチェル・ホープ(ベン役)、チャイナ・アン・マクレイン(ユマ役)、サラ・ジェフリー(オードリー役)、トーマス・ドハーティ(ハリー役)、ディラン・プレイフェア(ギル役)が引き続き出演することが決定している。
さらにこの3作目では新しい"悪役"として、マルの父親が出ることも明かされており、その続報も気になるところだ。
『ディセンダント』3作目は全米で2019年夏の放送予定。日本での放送は決定次第お伝えしたい。(海外ドラマNAVI)
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ジェイダ・マリー
ジャマール・シムズ
ドクター・ファシリエ(『プリンセスと魔法のキス』)
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