シーズン1の時点で早くもエミー賞やゴールデン・グローブ賞の作品賞に輝き、米Huluの中で最も多く視聴されたオリジナルドラマとなった『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』。本国アメリカでシーズン2の配信が始まったばかりだが、早くもシーズン3への更新が決定した。米Varietyが報じている。
カナダ人ベストセラー作家マーガレット・アトウッドの「侍女の物語」をベースにした本作は、環境汚染などで少子化が深刻化した近未来を舞台に、妊娠できる女性は"子どもを産むための道具=侍女"として、新たな法の下で、家族、仕事、財産、人権を奪われ、子どもを産むためだけに生かされるという世界を描いた衝撃作。
昨年のエミー賞では作品賞をはじめ、主演女優賞(エリザベス・モス)、助演女優賞(アン・ダウド)、監督賞、脚本賞、ゲスト女優賞(アレクシス・ブレデル)、プロダクションデザイン賞、撮影賞の8冠を達成。今年のゴールデン・グローブ賞でも作品賞、主演女優賞を獲得している。
また、原作者アトウッドのほかの作品も注目を浴びており、昨年9月にはカナダのCBC局がミニシリーズ『またの名をグレイス』を放送(日本ではNetflixで配信中)、今年に入ってからは「MaddAddam」3部作をTVシリーズにする動きがあることも報じられている。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』
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