ウォーカーが蔓延る世紀末な世界を描くサバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』で主役のリック・グライムズを演じるアンドリュー・リンカーン。彼がシーズン9で降板するのではないかと、米Colliderほか多数のメディアで報じられている。
各メディアの報道によると、アンドリューが出演するのはシーズン9におけるエピソードの半分のみで、その後シリーズを降板するという。放送局のAMCはアンドリューの穴埋めとして、ダリル・ディクソンを演じるノーマン・リーダスに2000万ドル(約21億8000万円)を超える大幅なギャラアップでシリーズに残るよう説得し、主役に昇格させる準備を進めているとも伝えられている。現段階で、アンドリューの降板が確定しているわけではないようだ。
シーズン8の放送が始まる昨年10月にアンドリューは、リックがいなくてもシリーズは続けられるとインタビューで語っていた。さらに原作者で製作総指揮を務めるロバート・カークマンも、リック・グライムズというキャラクターがこの物語を動かしているわけではないとコメントしている。とはいえ、主役の降板は番組にとって大きなダメージになり得るのではないだろうか。
一方で、米ABCの新作ドラマ『Whiskey Cavalier(原題)』に主演することが決定し、シーズン8をもって降板するのではないかと噂されていたマギー役のローレン・コーハンは、シーズン9にカムバックすることがわかっている。彼女は、シーズン9前半8話のうち6話分にゲストとして登場するが、後半のエピソードにも出演するのか、シーズン9で降板してしまうのかといった詳細は不明だ。
本当に、大ヒットシリーズの主演俳優が去ってしまうのだろうか? この件について新たな情報が入り次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ウォーキング・デッド』(C) Gene Page/AMC