英国女王エリザベス2世の治世を描くNetflixの人気ドラマ『ザ・クラウン』。シーズン3で、ドラマ版『エクソシスト 孤島の悪魔』でマーカス・キーン神父を演じたベン・ダニエルズが、中年期のスノードン伯爵を演じることが明らかになった。米TV Lineが報じている。
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シーズン2とシーズン3の間にはストーリーに大きなタイムジャンプがあることから、新シーズンでは主要キャストが中年期を演じる俳優に一新されることになる。
ベンは、英国王ジョージ6世の次女マーガレット王女と結婚したことで初代スノーデン伯爵となった、元写真家アンソニー・アームストロング=ジョーンズの中年期を演じる。シーズン2までは、人気リーガルドラマ『グッド・ワイフ』のフィン・ポルマー役などで知られるマシュー・グードが演じていた。
そして、エリザベス2世役はクレア・フォイからオリヴィア・コールマン(『ナイト・マネジャー』)にバトンタッチされ、エディンバラ公フィリップ王子はマット・スミス(『ドクター・フー』)に代わり、『アウトランダー』『ゲーム・オブ・スローンズ』のトビアス・メンジーズが演じることが決定している。
イギリス出身のベンは、政治サスペンスドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』に写真家アダム・ギャロウェイ役で登場し、ニューヨークのバレエ界を描く『フレッシュ・アンド・ボーン』では同性愛者の演出家ポール役で出演。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』『ジャックと天空の巨人』などの作品に出演し、映画界でも活躍している。
『ザ・クラウン』シーズン3は、2018年にNetflixにて配信開始予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:ベン・ダニエルズ
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