映画『6才のボクが、大人になるまで。』『トレーニング デイ』などで知られるイーサン・ホークが、小説をドラマ化するミニシリーズに主演することが明らかとなった。米Varietyが報じている。
イーサンが主演するのは、2013年に全米図書賞を受賞したジェームス・マクブライドの小説「The Good Lord Bird」をドラマ化するミニシリーズ。物語の舞台は1857年のカンザス州。若き奴隷ヘンリー・シャックルフォードは、奴隷制に関する賛否両論の意見が渦巻く町で全廃論者のジョン・ブラウンと出会う。なぜかヘンリーを女だと思い込んだジョンと町を去らざるを得なくなったヘンリーの目を通して、当時の出来事をフィクションを交えながら綴る物語だ。
イーサンはジョン役で主演するだけでなく、マーク・リチャード(『クリミナル・マインド 特命捜査班レッドセル』)と共同脚本も手掛ける。本シリーズで指揮を執るジェイソン・ブラムはイーサンの友人でもあり、二人は2013年のサスペンスホラー映画『パージ』でもタッグを組んでいる。イーサンはブラムと原作者のマクブライド、ブライアン・テイラー(『マッド・ダデ』)、ライアン・ホーク(『シーモアさんと、大人のための人生入門』)、デヴィッド・シフ(『サウスポー』)と共に製作総指揮にも名を連ねる。
イーサンにとって原作「The Good Lord Bird」は愛読書6冊のうちの1冊とのことで、思い入れがある作品なだけに、どんな仕上がりになるのか楽しみだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:イーサン・ホーク
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