本国アメリカでは米AMCにて放送され、日本ではAmazonプライムビデオにて配信されているホラーアンソロジー『ザ・テラー』が新ショーランナーとともにシーズン2へ更新されることがわかった。米Varietyが報じている。
新シーズンでは、第二次世界大戦中の南カリフォルニアの家庭や、戦時中に多くの人が収容された強制収容所、太平洋戦域で日系アメリカ人コミュニティを襲った亡霊の物語が描かれる。人気ヴァンパイアドラマ『トゥルーブラッド』で脚本を手がけたアレクサンダー・ウーと、『GODZILLA ゴジラ』や『キングコング:髑髏島の巨神』の脚本家マックス・ボレンスタインがクリエイター&製作総指揮を務める。また、ウーがショーランナーの職につく。
AMCのオリジナル番組部門代表デヴィッド・マッデンは、「『ザ・テラー』は我々にアンソロジーへのユニークなアプローチをとる機会をくれました。実在した歴史的イベントから始まり、架空のホラー要素を重ね合わせるというコンセプトをとても気に入っていましたし、本作の映画的な視野と緻密なキャラクターワークという組み合わせも非常に誇りに思っています。我々は才能豊かなアレクサンダー・ウーとマックス・ボレンスタインのビジョンに基づいてシーズン2を発表し、20世紀の最も恐怖を感じる重要な出来事の一つを演出できることを楽しみにしています」とコメント。
続けて、「このコンセプトを打ち出し、私たちに新しい冒険を残してくれたデヴィッド・カイガニックとスー・ヒューという情熱的なショーランナーたち、比類なきリドリー・スコットをはじめとする製作チーム、そしてジャレッド・ハリス率いる優れたキャストたちに深く感謝しています」と、シーズン1のキャスト&クルーを労った。
新たにショーランナーを務めることになったウーは、「この特別な時代の物語を伝えることができ、大変光栄です」と語り、新シーズンには多くのアジア人キャストの出演が見込まれると語った。
『ザ・テラー』シーズン1はAmazon Prime Videoで独占配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ザ・テラー』
(C)Nadav Kander/AMC