アクション映画『ザ・シューター/極大射程』をドラマ化した米USA Networkの『ザ・シューター』が、現在放送中のシーズン3をもって打ち切られることが明らかとなった。米TV Lineが報じている。
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本シリーズは、人気作家スティーヴン・ハンターのベストセラー小説「極大射程」が原作となり、2007年にマーク・ウォールバーグ主演で映画化。ドラマ版では、『父親たちの星条旗』『リンカーン弁護士』などで知られるライアン・フィリップが、主人公の名射撃手ボブ・リー・スワガーを演じている。
本作は、本国アメリカではもともと2016年7月からの放送開始を予定していたものの、当時米国内で相次いで起きた銃撃事件を踏まえ、同年11月に延期して放送スタート。そしてCIA捜査官ヒュー・ミーチャム役のトム・サイズモアが、撮影中に乗っていた車で誤ってスタントマンを轢いてしまい、訴えられるという事態に発展するトラブルが発生。また、主演のライアンが足を骨折したことによりシーズン2が10話から8話に短縮されていた。様々な困難を乗り越えてきた本作だが、シーズン3の平均視聴者数は74万人で、前シーズンの平均視聴者数125万人と比べると約4割減となっており、幕を閉じることが決定してしまったようだ。
『ザ・シューター』シーズン3は全13話構成で、アメリカではUSA Networkで、日本ではNetflixにて毎週新エピソードを1話ずつ放送・配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ザ・シューター』シーズン2より
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