『ハウス・オブ・カード』ロビン・ライト、「シリーズは打ち切り寸前だった」と明かす!

Netflixの政治サスペンスドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』でクレア・アンダーウッドを演じるロビン・ライトが、「シリーズはキャンセル寸前だった」と明かしていることがわかった。米TV Lineが報じている。

昨年10月、本シリーズで主役フランク・アンダーウッドを演じていたケヴィン・スペイシーが、過去にセクハラ行為をしたとの疑惑が浮上し、ケヴィンは番組を解雇された。

海外ファッションサイト「Net-a-Porter」のインタビューに応えたロビンが、ケヴィンの一件でシリーズの存続が危なかったと語っている。「本当にもう少しのところでキャンセルになるところだったの。(数々のセクハラで告発された)ハーヴェイ・ワインスタインのスキャンダルもあったし、雲行きが怪しかったわ。"全てを終了させないと、こういった悪行を認めて美化しているように見えてしまう"と皆が言っていたの」と、昨年の出来事を振り返っている。

そして、ロビンがNetflixの重役陣と話し合いの場をもった際、「作品に携わる人々の仕事を重んじ、番組を愛するファンのためにもシリーズを完結させるべきだ」と伝えたという。さらに、「書面で作品に関わるスタッフ&キャストは600人とされているけれど、ロケ地のボルチモアで任務にあたる警備員や警官を含めたら、2500人もの人が職を失うことになる。彼らから仕事を奪ってしまうのはフェアではないわ」とも述べている。

どうにか打ち切りを免れたシリーズ。ロビン演じるクレアを主役に据え、いよいよファイナルとなるシーズン6が、Netflixにて11月2日(金)より配信開始となる。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ハウス・オブ・カード』シーズン6
(c)David Giesbrecht/Netflix