6シーズンに渡り、上流社会と使用人との間で巻き起こる愛憎劇を描き、世界中で大ヒットを記録した英ITVのドラマ『ダウントン・アビー』。当サイトでもその映画化が進められていることはすでにお伝えしている通りだが、ついに映画公開日が決定した。米TV Lineなど複数のメディアが伝えている。
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同作映画版の公開は、北米では2019年9月20日(金)を予定しているが、その他の国では1週間前の9月13日(金)だと報じられている。製作会社であるFocus社会長ピーター・クヤヴスキは、「TVシリーズが終了した後も、ファンの皆様はクローリー家がどうなっているのかずっと気になっていたことでしょう。素晴らしい製作陣とキャストがクリエイターのジュリアン・フェロウズとギャレス・ニームの元に集まり、来年の9月に再び『ダウントン・アビー』の世界をお届けできることを本当に嬉しく思っています」とコメントした。
映画版は、同作でおなじみのブライアン・パーシヴァルが監督を務め、フェロウズが脚本を手掛ける。プロデューサーのニームは、「TVシリーズが終了した時、世界中のファンのために映画を作れたらと思った我々の夢が現実のものとなり、素晴らしい俳優陣も揃い、もうすぐ撮影を開始します。フェロウズの手がける脚本は面白く、スリリングで魅力的です。そしてそれが、同作で何度も監督を務めたパーシヴァルによって、誰もが待ち望むような形で劇場に帰ってくるのです」と最高のスタッフ陣で製作する映画版への自信の程をうかがわせている。
新キャスト陣には、イメルダ・スタウントン(『ハリー・ポッター』)、ジェラルディン・ジェームズ(『アンという名の少女』)、サイモン・ジョーンズ(『OZ/オズ』)、デヴィッド・ヘイグ(『アガサ・クリスティー 検察側の証人』)、タペンス・ミドルトン(『センス8』)、ケイト・フィリップス(『ウルフ・ホール』)、スティーヴン・キャンベル・ムーア(『HUNTED/ハンテッド』)が決定している。
また、オリジナルキャストからは、グランサム伯爵役のヒュー・ボネヴィル、グランサム伯爵夫人コーラ・クローリー役のエリザベス・マクガヴァン、先代グランサム伯爵夫人バイオレット役のマギー・スミス、マシューの母イザベル・クローリー役のペネロープ・ウィルトン、長女メアリー役のミシェル・ドッカリー、次女イーディス役のローラ・カーマイケル、トム・ブランソン役のアレン・リーチ、元執事チャールズ・カーソン役のジム・カーター、家政婦長エルシー・ヒューズ役のフィリス・ローガン、元伯爵付従者ジョン・ベイツ役のブレンダン・コイル、ジョセフ・モールズリー役のケヴィン・ドイル、メイド長アンナ・ベイツ役のジョアン・フロガット、元副執事トーマス・バロー役のロブ・ジェームズ=コリアー、デイジー・メイソン役のソフィー・マクシェラ、料理長ベリル・パットモア役のレズリー・ニコルらの続投が明らかになっている。
今月クランクイン予定の『ダウントン・アビー』映画版。日本での公開詳細などわかり次第、情報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ダウントン・アビー』
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