大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』(以下『GOT』)でエダード・"ネッド"・スタークを演じたショーン・ビーンが、シリーズの最終章にカムバックする可能性と、殺され続ける役で声優を務める新作ゲームについて語っている。(※本記事は『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン1のネタばれを含むのでご注意ください)
2019年に米HBO放送される第八章でいよいよファイナルを迎える『GOT』。ショーンは、米Hollywood Reporterのインタビューに応じ、最終章へのカムバックについてコメントした。「どうやったら可能になるのか分からないよ。過去に戻ったらネッドは若返ることになるが、誰もが少し年を取ったからね。それにデジタル処理で若返ったり、違うフォーマットでシリーズに戻るのは気が引ける。だが、こういったことはどうなるか分からないし、タイムラインにもよるだろう。クオリティが維持されているかにもよるし、人気があるキャラクターだから単に再登場させたという理由とかでなければね」と述べていた。
そして現在のショーンは、映画化もされた大ヒットゲーム『ヒットマン』シリーズの続編『ヒットマン2』で、殺され続けるマーク・ファバの声優を務めることになっている。
彼は映画やドラマ上での死亡率が非常に高い俳優としても知られ、『GOT』ではメインキャストでありながらシーズン1で命を落とし、映画『ロード・オブ・ザ・リング』や『007/ゴールデンアイ』、『パトリオット・ゲーム』でも殺されているのだ。
そんな自身の役者運命について、「おそらく(殺されるのは)私の才能なのかもしれない。こんな風になるなんて思ってもみなかったんだが、みんなが私を殺そうとし続けるんだ。何度も死を偽って、まるでステージのマジシャンみたいだし、仕掛けは全て分かっている。みんなは自分が賢いと思っているが、私とは比べ物にならないだろう。だって、私は観客に自分が爆発で吹っ飛ばされたと思わすこともできたんだからね」とユーモアを交えながら答えている。
ちなみ、出演作で一番お気に入りの死は、『ロード・オブ・ザ・リング』で演じたボロミアが殺されるシーンだという。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ』
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