Netflixのマーベル・コミック原作のシリーズ『デアデビル』や『ジェシカ・ジョーンズ』をはじめとするシリーズは、頻繁にクロスオーバーしているが、マーベルがティーンを中心にしたドラマ『ランナウェイズ』と『クローク&ダガー』も同様に検討しているようだ。
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知るほどに見るほどに面白い。クロスオーバーの魅力
DCコミックスとマーベルコミックスの展開により、今や大人気のアメコミ映像作品。今回は、その魅力の一端を担う仕組みであるクロスオーバーについて、DC作品のドラマ&映画を中心に解説したいと思います。 【関連特集】アメコミ年表や相関図、豪華インタビューも! 今やテレビ、映画にも欠かせない一大ジャンル「アメリカン・コミックスの…
『ランナウェイズ』は、自分の両親が悪の犯罪組織「プライド」を結成していると知った10代の少年少女たちがヒーローチーム”ランナウェイズ”を結成し、悪に立ち向かっていく姿が描かれるシリーズ。
一方の『クローク&ダガー』はニューオーリンズを舞台に、不思議な能力を手にした高校生の青年タイロンと同年代タンディの少女が、戸惑いながらも互いの能力で助け合いながら悪と戦う展開だ。
米Comicbookのインタビューを受けたマーベル・テレビジョンのジェフ・ローブ。「『ランナウェイズ』のメンバーは世界に関わりを持っているけど、あくまでティーンエイジャーだ。(『アイアン・マン』の)トニー・スタークや(『デアデビル』の)マット・マードックが、今週何をしているかなんか気にしていない。だけどニューオーリンズに住んでいるメンバーや、そこで何が起きているかは興味があるかもね」と、両シリーズのクロスオーバーを示唆するコメントを発言。
原作コミックスでは、『クローク&ダガー』のタイロンとタンディはランナウェイズのメンバーだったことがあるため、そういった点でもクロスオーバーの可能性はあるかもしれない。