『ホーム・アローン』『ナイト・ミュージ アム』『ハリー・ポッター』シリーズなど、数々の伝説的な大ヒット作品を世に送り出してきた、クリス・コロンバスがプロデューサーを務めるNetflixオリジナル映画『クリスマス・クロニクル』。本日11月22日(木)、全世界同時配信開始となる本作のテーマと誕生秘話を、コロンバスが明かしている。
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あるクリスマスイブの日、サンタの存在を信じる妹とそれをからかう兄が、サンタと共に繰り広げる一夜の大冒険描くファンタジー・アドベンチャーだ。
クリス・コロンバスが語る、映画『クリスマス・クロニクル』のテーマとは?
コロンバスは、「人はある程度成長すると、物事を冷めた目で見るようになって、子どもらしさを失ってゆきます。それは私を含めて全ての人がね。実はそれがこの映画にとって大事なこと。この映画のポイントは、自分の中の"子ども"を再発見するということです。子どもの頃みたいに、強く信じさせてくれる何かを見つけることができるのです」と語り、本作のテーマが"子ども心の再発見"であると話す。
そしてこの子ども心の再発見が、彼が本作を生み出すきっかけにもなっている。「私は6歳か7歳のころ、両親のスーパー8mmフィルムカメラを三脚に設置して、煙突から降りてくるサンタクロースを撮影したいと思っていました。本当にサンタを撮影できて、サンタは存在すると証明できたとしたら? この幼少期の体験が、今回の映画制作に繋がっているのです」と、本作を生み出すきっかけとなった幼少期の思い出を語った。
『ホーム・アローン』『ナイト・ミュージアム』『ハリー・ポッター』シリーズだけでなく、『グレムリン』『グーニーズ』など、誰しもが子どものころに一度は目にしたことがある作品を次々と生み出してきたコロンバス。ハリウッドで30年以上もの長きにわたって一線で活躍し続けるクリスが、今なお子ども心を忘れずにいることは驚きだ。
最後に、「私が好きなシーンはサンタがふらっとレストランに入り、そこにいる人々と何気ない会話をするシーンです。何でも知っているサンタは、彼らの過去と、今年のクリスマスに何が欲しいかを知っているのです。このシーンは私にとって特に最高のシーンですよ!」と本作のお薦めシーンをこっそり明かしてくれた。
妹のケイト(ダービー・キャンプ『ベンジー』)と兄のテディ・ピアース(ジュダ・ルイス『ザ・ベビーシッター』)は、クリスマスイブにサンタクロース(カート・ラッセル『ワイルド・スピード SKY MISSION』)をカメラで撮影しようとするが、その計画が子どもならだれでも夢に見るような驚きの事態に――。サンタの到着を待ち伏せした二人はソリに忍び込むも墜落させてしまい、みんなのクリスマスを危うくめちゃくちゃにしてしまう。ハプニングだらけの夜を通して、兄妹は意外なイメージのサンタとその忠実な助っ人であるエルフたちと力を合わせ、手遅れになる前にクリスマスを救おうと奔走する。
Netflixオリジナル映画『クリスマス・クロニクル』は11月22日(木)、全世界同時オンラインストリーミング開始。(海外ドラマNAVI)
Photo:Netflixオリジナル映画『クリスマス・クロニクル』