リブート版が放送中の『ロズウェル/星の恋人たち』、オリジナルキャストの感想は?

米CWで、「ロズウェル事件」にインスパイアされたSF青春ドラマ『ロズウェル/星の恋人たち』のリブート版である『Roswell, New Mexico(原題)』が放送中だが、オリジナルに出演していたキャストは復活版にどんな想いを抱いているのだろうか? 米Bustleが報じている。

リブート版は、故郷に戻った生物医学の研究者リズが、高校時代に想いを寄せていたマックスがエイリアンだと知り、そんな二人に政府の手が忍び寄るサスペンス的な展開になるという。

インタビューに答えたリズ役のジャニーン・メイソン(『グレイズ・アナトミー』)は、オリジナルキャストが新シリーズを応援してくれていると語った。「オリジナル版でマックスを演じたジェイソン・ベアに会ったんだけど、(現マックス役の)ネイサン・パーソンズと私に親切にしてくれて、"何か必要だったら電話して。君たちが足を踏み込もうとしている世界は、すごくエキサイティングなところだ。だから全てを受け入れて。オリジナルキャストが築いたサポートシステムがあるなんて素晴らしいことだよ"と言ってくれたわ」と、オリジナルキャストとの交流を明かしている。

そして、リブート版でクリエイターを務めるカリーナ・アドリー・マッケンジー(『オリジナルズ』)は、本シリーズの復活が決まった時に、マックスの妹イザベルを演じたキャサリン・ハイグル(『グレイズ・アナトミー』)以外のオリジナルキャストから連絡を受け、リブート版を支持してくれたと話す。

さらにマッケンジーは、オリジナル版で主人公は高校生だったが、復活版ではキャラクターの年齢設定を上げた理由にも触れていた。「世界で問題が巻き起こっていなかったら、高校生バージョンのシリーズを製作しても良かったかもしれない。でも今は、正当な質問を早急に投げかける時だと感じている。私はこの番組が、様々な問題について違う意見も持っている聡明な人たちが、知的な会話を始めるきっかけになってくれたらと思っているの」と、シリーズで狙っている点についても述べている。

リブート版ではリズの両親が不法滞在者だという設定で、現在アメリカで取り沙汰されている移民問題も焦点になっている。

ジェニーンとネイソンの他には、保安官のキャメロン役でライリー・ヴォールケル(『オリジナルズ』)、中東から帰国したアレックス・マネス軍曹役で、『プリティ・リトル・ライアーズ』のケイレブ役で知られるタイラー・ブラックバーンが出演している。
リブート版の『ロズウェル』、は、CWにて毎週火曜日に放送中。(海外ドラマNAVI)

Photo:

『Roswell, New Mexico』(C) Warner Bros. Entertainment Inc.
『ロズウェル/星の恋人たち』(C)2010 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved