米CWの『SUPERGIRL/スーパーガール』や、『レジェンド・オブ・トゥモロー』などに加わることになったDCドラマシリーズの最新作『Batwoman(原題)』。そのパイロット版で、Netflixのホラーファンタジードラマ『ヘムロック・グローヴ』などに出演しているダグレイ・スコットが、バットウーマンの父親役を演じることが明らかとなった。米TV Lineが報じている。
ダグレイが演じるのは、LGBTQキャラクターとなるバットウーマンことケイト・ケインの父親ジェイコブ・ケイン役。米軍の大佐だった彼は、ゴッサムの民間警備会社"ザ・クロウ"で指揮を執り、バットマンに勝る街の警護を使命としているという役どころだ。しかし、自警団に対するジェイコブの慇懃無礼な態度が、彼の娘である新スーパーヒロインとの対立を招いてしまう展開となるようだ。
すでにバットウーマン役には、女囚コメディドラマ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のステラ役で知られるルビー・ローズが決定。その他、キャスティングに名を連ねているのは、レイチェル・スカーステン(『クイーン・メアリー 愛と欲望の王宮 -決断-』)、ミーガン・タンディ(『UnREAL』)、キャムラス・ジョンソン(『Marvel ルーク・ケイジ』)、ニコール・カン(『YOU ―君がすべて―』)。
カルト宗教団を描くドラマシリーズ『ザ・フォロイング』や、犯罪捜査ドラマ『ブラインドスポット タトゥーの女』で製作総指揮を手掛けたマルコス・シーガがパイロット版で監督を務め、『ヴァンパイア・ダイアリーズ』で脚本を担ったキャロライン・ドライスがショーランナーに任命されている。
イギリス出身のダグレイは、トム・クルーズ主演映画『M:I-2』の悪役ショーン・アンブローズ役で知られ、映画『スナッチ』のドラマ版となる『スナッチ・ザ・シリーズ』では元大強盗のヴィック・ヒル役で登場。映画『マリリン 7日間の恋』では作家のアーサー・ミラー役で出演し、幅広い役柄を演じて活躍している。
『Batwoman』のパイロット版は、カナダのバンクーバーにて3月より撮影開始予定。(海外ドラマNAVI)
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ダグレイ・スコット©Darren Brade