マーベルの映画『X-MEN』シリーズをもとにしたドラマシリーズ『The Gifted ザ・ギフテッド』の米FOXでの製作が、シーズン2で打ち切られることが明らかとなった。米TV Lineが報じている。
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スティーヴン・モイヤー&エイミー・アッカー出演『The Gifted』を見るべき5つの理由
12月26日(火)よりFOXチャンネルにて日本最速&独占放送スタートとなる、映画『X-MEN』シリーズの制作スタッフが贈る、"家族の絆"をテーマにした新たなTVシリーズ『The Gifted ザ・ギフテッド』。本国アメリカではすでに放送されている本作の魅力について、米Nerdistが伝えた。 【関連記事】『The Gi…
本シリーズは、ミュータントが危険視される世界で子どもがミュータントであることが判明したことから、政府機関に追われることになったストラッカー家が、政府機関とミュータントとの戦いに巻き込まれていくというストーリー。
シーズン2は米FOXにて2月に放送が終了したが、平均視聴者数が200万人を下回り、シーズン1のプレミア放送と比較すると40パーセントほど視聴率が下降。同局で放送されているドラマシリーズ10作品のなかで、かろうじて新作ドラマ『Proven Innocent(原題)』の数字を上回り最下位を免れるという状態となり、大きく視聴率が下がったことがキャンセルの理由のひとつだと報じられている。
しかし、FOXでの製作はシーズン2で打ち切られることが決定したが、米Freeformや米Huluなどのディズニー関連企業内で復活し得る可能性を米Deadlineが報じている。
ディズニーは713億ドル(約7兆9673億円)を投じて21世紀フォックスの買収を完了したことで、現在ディズニーがHuluの大株主となっている。Huluでは、同じ学校に通う高校生6人がスーパーパワーに目覚めるアクションシリーズ『マーベル ランナウェイズ』が、Freeformでは、青年タイロンと少女タンディという二人の高校生が悪と戦う『マーベル クローク&ダガー』というマーベル作品を配信中であり、ティーンエイジャーのミュータントが活躍する『The Gifted』がその仲間入りをするかもしれないと伝えられている。
ストラッカー家の父親リード役を、ヴァンパイアドラマ『トゥルーブラッド』のビル・コンプトン役で知られるスティーヴン・モイヤーが演じ、彼の妻ケイトリン役でエイミー・アッカー(『パーソン・オブ・インタレスト』)が出演。息子アンディにパーシー・ハインズ・ホワイト(『インフィニティ 』)、娘ローレンにナタリー・アリン・リンド (『シカゴ・ファイア』)、エクリプス役にショーン・ティール(『インコーポレイテッド』)、ブリンク役にジェイミー・チャン(『GOTHAM/ゴッサム』)、サンダー役にブレア・レッドフォード(『理想の夫婦の別れ方』)がキャスティングされている。
シーズン1第1話は、現在性的暴行疑惑の渦中にいる『X-MEN』シリーズの生みの親であるブライアン・シンガーが監督を務め、製作総指揮に名を連ねている。
(海外ドラマNAVI)