ダン・ブラウンのベストセラー小説を映画化し、世界的な大ヒットとなったトム・ハンクス主演の映画『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズ。その主人公ロバート・ラングドンの若かりし頃を描くドラマ版が、米NBCで製作されることが明らかとなった。米TV Lineが報じている。
『Langdon(原題)』と題された前日譚ドラマは、ブラウンのラングドンシリーズ第3弾となる「ロスト・シンボル」のドラマ化となり、舞台は「ダ・ヴィンチ・コード」の数年後であるにもかかわらず、若きラングドンを中心に描かれるとのこと。
ハーバード大学教授として静かな生活を送っていたラングドンは、旧友でフリーメイソンの最高幹部を務めるピーター・ソロモンから"ある物"を託される。その後、CIA保安局局長から国家の安全保障に関わる暗号解読を依頼されたことで、ラングトンは再び事件に巻き起まれる...というストーリー。
小説シリーズは「ロスト・シンボル」以外の3作、『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』『インフェルノ』が映画化されており、いずれもトム・ハンクス(『フォレスト・ガンプ/一期一会』)がラングドン役で主演している。
脚本・製作総指揮を務めるのは、『ブラックリスト』や『メンタリスト』で同役を担ったダニエル・セローン。
ドラマ版には、映画シリーズ3作で監督を務めたロン・ハワード(『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』)がセローンと共同で製作総指揮に名を連ねる予定。映画版で同じく製作総指揮を務め、『24 -TWENTY FOUR-』や『Empire 成功の代償』などを手掛けた大物プロデューサーのブライアン・グレイザーと、主人公を演じたトムがドラマ版に携わるのかどうかは不明。
ラングドン役を演じる俳優や他のキャストが決まり次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
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(左から)ロン・ハワード、トム・ハンクス、ダン・ブラウン
(C) STEVE BISGROVE/FAMOUS