英BBCの大ヒットドラマ『ボディガード-守るべきもの-』で内務大臣ジュリアを演じ、犯罪捜査ドラマ『ライン・オブ・デューティ』などにも出演しているキーリー・ホーズが、英ITV製作による名誉殺人をテーマにした新作ドラマ『Honour(原題)』に主演することがわかった。
本作は、ロンドンに住んでいた20歳の女性、バナズ・マモドが恋に落ちてはいけない相手と交際して父親らに殺害されたという2006年に実際に起きた事件を基に、事件の真実を追及する警部の物語を2部構成で描いていく。
脚本を手掛けるのは、TV映画『ザ・ガール ヒッチコックに囚われた女』やサスペンスドラマ『リメンバー・ミー 水底の女』のグウィネス・ヒューズ。また監督は、キーリー出演のミステリードラマ 『ミセス・ウィルソン』や『RIVER リバー』を手掛けたリチャード・ラクストンで、彼はヒューズ、キーリーらと共に製作総指揮も務める。
ヒューズは新作について、「バナズ・マモドは、自身の父親と叔父により残酷な死を迎えました。このようなことはあってはいけません。彼女を殺した犯人を追い詰める警部の純粋なヒロイズムを描くこの物語で、希望を与えられればと思います」と語っている。
『Honour』は、キーリーが出演するアカデミー賞作品賞に輝いた名作サスペンス『レベッカ』のドラマ化『Rebecca(原題)』の撮影が終了した後に製作開始予定だという。(海外ドラマNAVI)
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キーリー・ホーズ
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