『ゲーム・オブ・スローンズ』レナ・ヘディ、新作ドラメディで反体制的キャラに!

5月に第八章で幕を閉じた大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』でラニスター家出身の王妃サーセイ・バラシオン役を演じたレナ・ヘディが、米Showtimeの新作ドラメディ『Rita(原題)』のパイロット版に出演することが明らかとなった。米TV Lineが報じている。

本作は、デンマークのドラマシリーズ『RITA リタ』の米版リメイクとなり、主人公は家族を含むあらゆる権力を相手にする型破りで向こう見ずなシングルマザーでもある女教師リタ。米Showtimeのエンターテイメント部門で部長を務めるジャナ・ワイノグレイドは、「リタは、周りで起こる偽善に対して絶え間なく挑戦を続けて視聴者を笑わせると同時に泣かせる、面白いくらい反体制的なキャラクターです。レナが、この素晴らしくダイナミックな主人公を演じるのに理想的な素質を持った強力なキャストであることは言うまでもありません」と、レナの出演についてコメントしている。

レナは主演するだけでなく製作総指揮も務める。オリジナル版で企画・製作総指揮・脚本を手掛けたクリスチャン・トープがパイロット版で脚色を担い、さらにショーランナーと製作総指揮も兼任する予定。オリジナルシリーズは、2012年から4シーズンにわたり放送された。

代表作となった『ゲーム・オブ・スローンズ』のほかに、ジェーン・オースティンの名作「高慢と偏見」を過激なゾンビ・アクションにした異色ホラー映画『高慢と偏見とゾンビ』に尊大なキャサリン・ド・バーグ夫人役で出演したレナ。歴史アクション映画『300 <スリーハンドレッド>』シリーズの王妃ゴルゴ役でも知られ、映画『ターミネーター』のドラマ版『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』では主人公サラ・コナーを演じていた。

また、最近ではファンタジー映画『ダーククリスタル』の前日譚であり最新のパペット技術とデジタル視覚効果で描くNetflixオリジナルシリーズ『ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス』でマウドラ・フェラ役の声を演じると発表されたばかりのレナは、『ゲーム・オブ・スローンズ』出演後に亡命者の苦難を描く映画『The Flood(原題)』で入国審査官を演じ、来年公開予定のアクション映画『Gunpowder Milkshake(原題)』や『Crooks(原題)』に出演予定となっている。(海外ドラマNAVI)

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レナ・ヘディ
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