『ビバヒル』ルーク・ペリーの一周忌を前に、"ブランドン"が改めて胸中を語る

1990年代に大ヒットした青春ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』のディラン役で知られるルーク・ペリーが昨年3月4日に52歳で亡くなってからもうすぐ1年が経とうとしている。ブランドンという共演者として、また友人としてルークと親しかったジェイソン・プリーストリーが、一周忌を前に改めて彼への思いを語った。オーストラリアの10 Dailyが伝えている。

1月18日(土)、地元カナダのiHeart Radioが開催したイベントに登場したジェイソンは、以下のように話した。「実は今日、ある葬儀に出席していたんだ。ルークのことを思わずにはいられなかったよ。彼を失ったという事実を。誰にでも悲劇は起こると改めて認識させられた。時が経つとともに傷は少しずつ癒えていくはずだけど、実際はまだやっぱりあの日の気持ちのままなんだ。妻と今日話をしたんだよ。ルークが亡くなった時、彼の人生やキャリア、すべてが不完全な形で終わったように感じた。だからこそとても辛いよ。ルークはまだ道のりの途中だったと思えるから。52歳なんてまだまだ若い。そんな若さで亡くなったから、とても悲劇的なんだ」

ルークは、昨年2月27日に重度の脳卒中のため病院に緊急搬送され、一度も意識を取り戻すことのないまま、その5日後に還らぬ人となっていた。ルークの逝去を知った後のジェイソンは当時、以下のようなコメントをInstagramに投稿していた。「この思いを文字にするまで数日かかった。29年来の親愛なる友人、ルーク・ペリーは僕にとって本当に特別な人の一人だった。ルークはスターだっただけでなく、信じられないほど眩しく輝いていた。そしてその光はあまりにも早く消えてしまった...。今、僕と多くの人は悲しみの中にいる。もしあなたが幸運にもルークのことを知っているなら、彼と出会ったことがあるなら、同じように悲しみに暮れていることだろう。2倍の明るさで燃えるキャンドルは、半分の長さしかもたない。君は本当に明るく燃えていたんだな、ルーク...。ゆっくり休んでくれ、大好きな王子」


また、ルークの19歳になる娘ソフィーは、ルークが生きていれば53歳になったであろう誕生日の10月11日に、「お誕生日おめでとう。ファッション・アイコン!(ファッション批評家の)ティム・ガンの物真似を一生懸命やってるところが聞こえるわ。愛してる」とInstagramに父親との写真を掲載していた。


残念ながらルークは出演できなかった『ビバヒル』のリブート版『ビバリーヒルズ再会白書』には、ジェイソン以外にもシャナン・ドハティ(ブレンダ・ウォルシュ役)、ジェニー・ガース(ケリー・テイラー役)、アイアン・ジーリング(スティーブ・サンダース役)、ブライアン・オースティン・グリーン(デビッド・シルバー役)、トーリ・スペリング(ドナ・マーティン役)、ガブリエル・カーテリス(アンドレア・ザッカーマン役)とオリジナルキャスト7人が参加。彼らはブランドンやブレンダ、ケリーといった役として登場するわけではなく、キャストのその後の実生活がドラマ仕立てにしたような展開になっている。

『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』と『ビバリーヒルズ再会白書』はHuluで配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:

ジェイソン・プリーストリーとルーク・ペリー(ジェイソンのInstagramより)