英BBCと米AMCの共同制作によるスパイスリラードラマ『ナイト・マネジャー』のジョナサン・パイン役やマーベル映画『マイティ・ソー』シリーズのロキ役などで知られるトム・ヒドルストンが、Netflixの新作政治スリラードラマに出演することが明らかになった。米Deadlineなどが報じている。
以前は『Spadehead(原題)』というタイトルだったが、『White Stork(原題)』に改められたこの政治ドラマは、真実の後の世界における真実のパラドックスを描いたもの。
全10話構成となる英国ドラマの本作でトムは、ジェームズ・クーパーという人物を演じる。クーパーが議席に立候補した時、アッシャー・ミランはプライムタイムのためにクーパーを調べることを命じられる。だが、彼女はクーパーの過去に深く埋もれていた不利益な秘密をすぐに見つけることになる。彼のキャリア、結婚生活、そして選挙キャンペーンで彼を支援する強力な陣営の人々さえもすべてバラバラに壊してしまうほどの秘密をジェームズは抱えている...というストーリー。
本作はNetflixオリジナルドラマ『セックス・エデュケーション』を製作したプロダクションのイレヴンが手掛け、『バニシング』のプロデューサー&監督で知られるクリストファー・ニーホルムがメガホンを取る。
トムはドラマ作品としては、『ナイト・マネジャー』でゴールデン・グローブ賞を受賞、エミー賞にもノミネートされている。また、配信サービス「Disney+」の新リミテッドシリーズ、ロキを主人公にしたマーベルの新ドラマ『Loki(原題)』にも主演し、先日同作の数秒のトレーラーが公開されたばかり。
The Universe is expanding. Marvel Studios" The Falcon and The Winter Soldier, WandaVision and Loki are coming soon to #DisneyPlus. pic.twitter.com/Kmk6p8S4hV
-- Disney+ (@disneyplus) February 3, 2020
『Loki』は「Disney+」にて2021年春に配信スタート予定。『White Stork』の配信予定は現時点では未定。トムの新作ドラマから目が離せない。(海外ドラマNAVI)
Photo:トム・ヒドルストン(c)Maurice Clements/Famous