パンデミックに着想を得た新作ドラマが誕生!その内容とは...

世界各国で新型コロナウイルス(COVID-19)が猛威を振るう中、そんな状況にインスピレーションを受けた新作ドラマが製作されると米Deadlineが報じている。

オフィスを舞台にしたコメディドラマ『ジ・オフィス』で製作総指揮を務めたベン・シルヴァーマンとポール・リーバースタインが、新型コロナウイルスの感染拡大により多くの人々が自宅で仕事をしている状況から着想を得て、テレワーカーを描くコメディドラマを製作するという。タイトル未定のシリーズでは、部下との絆と生産性を確保するためにバーチャルで連絡を取り、一日中顔を合わせて作業に取り組むことを求める天才肌の上司が主人公となる。

シルヴァーマンはこの新作について、「多くの人が仕事でもプライベートでもZoom(ビデオ会議アプリ)を日々使うようになり、それが"ニュー・ノーマル"になりつつある。仕事や家庭で繋がりを保ち生産性を維持するため、そういった方法を個人的に取るようになった。有能なポール・リーバースタインが指揮を執り、この困難な時期にユーモアや慰めをもたらすだけでなく、これから何年にもわたって革新的で長続きするような職場コメディを製作できると思う」と意気込みを語っている。

一方、『ジ・オフィス』で製作総指揮を担当するだけでなくトビー役で出演もしていたリーバースタインは、「オフィスコメディで始まり、オフィスがなくなり、残されるのはコメディだ。計算ではそうなるよね」とコメントしている。

『ジ・オフィス』は、英コメディドラマ『The Office』の米版リメイクで、米NBCにて2005年から9シーズンにわたって放送された。今年は放送開始から15周年となり、先月には懐かしのキャストがリユニオンを果たして話題を集めていた。(海外ドラマNAVI)

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ポール・リーバースタイン(『ジ・オフィス』)
© NBC Universal, Inc.