2世俳優でもある『HAWAII FIVE-0』脚本家、父親と新作スパイスリラーを製作

2世俳優であり、先日ついに完結した大ヒット犯罪捜査ドラマ『HAWAII FIVE-0』などの脚本家としての顔も持つノア・ネルソンが、ホラー映画『ポルターガイスト』シリーズをはじめ様々な作品に出演するベテラン俳優の父親クレイグ・T・ネルソンとタッグを組み、新作スパイスリラードラマ『The Operative(原題)』を製作する。米Deadlineが報じた。

『The Operative』は、ハーヴィー・ゴムバーグの小説「Code Name Stinger(原題)」にインスパイアされた10話構成のシリーズで、主人公は引退した米国諜報員のジョン・ストロウ。ロシアとの冷戦中にストロウは不可解なことに諜報員からの引退を余儀なくされるが、アメリカ本土に迫る攻撃を警告するために再び活動を開始。CIAがストロウの主張する内容の真偽を調べるために送り込んだエマという若きアナリストは彼の話の裏を取り、その一部はクレムリンに関連した数十年前の陰謀に繋がることを発見。真実を求めるエマはストロウと手を組み、手遅れになる前に狡猾で恐ろしい敵を止めようとする...というストーリーだ。

クレイグがジョン・ストロウ役で出演し、ノアはショーランナーと製作総指揮を務める。プロットの下敷きとなった「Code Name Stinger」の原作者であるゴムバーグがコンサルタントを担う予定だ。クレイグは「息子と私は懸命に働いてきた。素晴らしいチームであり、一緒に仕事をするのが楽しみだ」と語っている。

ノアは『HAWAII FIVE-0』『CSI:ニューヨーク』、米ABCのサスペンスドラマ『Secrets and Lies(原題)』といったドラマで脚本を執筆。一方で10代の頃から俳優として活動し、『刑事ナッシュ・ブリッジス』で端役を務め、父が主演する犯罪ドラマ『The District(原題)』では父演じる主人公の若い頃に扮した。さらに米Crackleの犯罪ドラマ『The Oath(原題)』では脚本、プロデューサー、俳優を兼任している。

対するクレイグは、キャストの多くが出演後に不運に見舞われた因縁の映画『ポルターガイスト』シリーズの一家の父親役で有名になり、『プライベート・ベンジャミン』『キリング・フィールド』といった映画に出演。息子が脚本を手掛ける『HAWAII FIVE-0』と『CSI:ニューヨーク』でゲストを務めたほか、近年は『グレイス&フランキー』『ヤング・シェルドン』といった人気ドラマでも姿を見せる。また、ディズニーの人気アニメ映画『Mr.インクレディブル』シリーズでは、主人公一家の父親Mr.インクレディブルの声を担当していた。(海外ドラマNAVI)

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『HAWAII FIVE-0』
©2019 CBS Studios Inc.