アンドレイ・サプコフスキによるダーク・ファンタジー小説のドラマ化となる、Netflixが製作する大河ファンタジードラマシーズン2に登場するさらなるキャストが発表された。そして原作では描かれないオリジナル・キャラクターが登場することが明らかとなった。米Comicbook.comなど複数のメディアが報じている。
『ウィッチャー』は、モンスター・ハンターとして旅を続ける超人的な力を秘めた凄腕"ウィッチャー"ことリヴィアの『ウィッチャー』ゲラルトが、陰謀と策略が渦巻く戦国の世界で己の居場所を求めて戦う姿と数奇な運命が描かれる。
そのシーズン2に登場するドラマ版のオリジナル・キャラクターとは、ゲラルトの故郷ケィア・モルヘンに住むヘムリクという名のウィッチャーで、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』や『キングスマン』などで、スタントマンとして活躍するジョエル・エイドリアンがキャスティングされている。
ジョエルの他に、エルフの老人役でヴァーノン・ドブチェフ(『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』)、他のエルフ役でアリナ・アイリン(『Two nights in April(原題)』)、ドラマのオリジナル・キャラクターとなるミーナ・コッパクロス役でレスリー・ユアン(『Case 39(原題)』)の出演も決定。役柄は不明だが、スカーレット・モルトマン(『The Great(原題)』)も姿を見せる予定だ。
In case you missed: we have a new witcher called Hemrik, more elves and other #TheWitcher casting newshttps://t.co/88BhbH0QMA
-- Redanian Intelligence: The Witcher (@RedanianIntel) May 18, 2020
なおシーズン2には、『ゲーム・オブ・スローンズ』のトアマンド役で知られるクリストファー・ヒヴュが世捨て人のニヴェレンに扮し、『キリング・イヴ/Killing Eve』にコンスタンティン役でレギュラー出演しているベテラン俳優のキム・ボドゥニアが、ゲラルトの父親的存在であるヴィセミルを演じる。
そのほか、2021年公開予定の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』に出演するスエ・エルステッド・ラスムッセンが、ゲラルトの幼い頃からの友人で、同じ狼流派のウィッチャーであるエスケル役で出演。ポヴィス出身のウィッチャーであるコーエン役でヤセン・アトゥール(『ストライクバック:極秘ミッション』)、ヴェリーナ役で新進女優のアグネス・ビョーン、ランバート役にポール・ブリオン(『ピーキー・ブラインダース』)など、多くの馴染み深いキャラクターの登場も決定している。
『ウィッチャー』シーズン2は当初今年8月に撮影を終了する予定だったが、現在新型コロナウイルスの影響で撮影が中断されており、復帰の目処はたっていない。シーズン1はNetflixで独占配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:ジョエル・エイドリアン/ヴァーノン・ドブチェフ/アリナ・アイリン/レスリー・ユアン/スカーレット・モルトマン©「Redanian Intelligence: The Witcher」@RedanianIntel Twitterより