米ABCのマーベルドラマ『エージェント・オブ・シールド』で国際平和組織S.H.I.E.L.D.のメンバー、メリンダ・メイを演じたミンナ・ウェンが、『スター・ウォーズ』シリーズの新スピンオフ作品にも出演していることを明かした。米Comicbook.comが報じている。(※本記事は、『マンダロリアン』シーズンのネタばれを含むのでご注意を!)
ミンナは、Disney+の『スター・ウォーズ』の実写版ドラマ『マンダロリアン』シーズン1に傭兵フェネック・シャンド役で出演していたが、彼女が演じるフェネックはバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)のカリカンに撃たれて死んだように思われていた。しかし、12月4日(金)に配信されたシーズン2の第6話「チャプター14:悲劇」でサプライズ登場した。
米StarWars.comとのインタビューでミンナは「フェネックのカムバックについて、どれぐらい私が黙っていなければならなかったか知っている? そのことについて私が話せたのは今回が初めてなのよ!」と述べた。
そして、ミンナは「デイヴ、秘密にしておきたいなら、予告編に私を出したらダメじゃない!」と、アニメシリーズ『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』のスピンオフとなるDisney+の新作アニメシリーズ『Star Wars: The Bad Batch(原題)』にも同役で出演することを認めた。12月10日(木)に公開された『The Bad Batch』ティーザーに、一瞬だがフィネックの姿があり、ミンナが演じるのか注目が集まっていた。
A sneak peek at Star Wars: The Bad Batch, an all-new animated Original Series from Lucasfilm Animation, coming soon to #DisneyPlus pic.twitter.com/V0jQc4XNIe
— Star Wars (@starwars) December 10, 2020
デイヴとは、『マンダロリアン』で製作総指揮・監督を務めるデイヴ・フィローニのことで、彼はアニメシリーズ『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』と『スター・ウォーズ 反乱者たち』を手掛け、『The Bad Batch』ではプロデューサーを務める。
2021年に配信予定の『The Bad Batch』は、『クローン・ウォーズ』シーズン7に登場したクローン・トルーパーのチーム、"バッド・バッチ"が中心に描かれるシリーズ。ミンナによると、『The Bad Batch』のフェネックは『マンダロリアン』のバージョンよりも若く、フェネックの背景を掘り下げるという。
なお、『マンダロリアン』には、『エージェント・オブ・シールド』のキャストが多く出演している。
Every "Agents of S.H.I.E.L.D." Actor in The Mandalorian from r/TheMandalorianTV
一つの要因には、両作品ともキャスティングディレクターが同じであり、サラ・フィンが務めているからだ。彼らを探しながら見るのも面白いだろう。
『マンダロリアン』シーズン2は、12月18日(金)にシーズン最終話がDisney+にて配信されたばかりだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:
『マンダロリアン』(c) 2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.