マシュー・マコノヒー主演で2011年に公開された法廷サスペンス映画『リンカーン弁護士』がNetflixでドラマシリーズとして甦ることになり、大人気コメディ『アグリー・ベティ』で全シーズンにわたり、アマンダを演じたベッキー・ニュートンが出演することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
全10話になる予定ドラマ版は、マイクル・コナリーによるベストセラー小説「リンカーン弁護士」シリーズの2作目「真鍮の評決 リンカーン弁護士」が下敷きとなる。主人公は高級車リンカーン・コンチネンタルの後部座席を事務所代わりに、司法取引を最大限に利用し、依頼人の刑を軽く収める戦略を得意とする弁護士のミック・ハラー。
小説「真鍮の評決」では、1年間も仕事がなかったハラーが、妻とその愛人を射殺した容疑で逮捕された映画製作会社のオーナーから弁護を依頼される。十分すぎるほどの証拠と不十分なアリバイで、劣勢に見える状況をハラーが打開していくが―。
ベッキーが演じるのは、ミック・ハラーの2番目の元妻となるローナ。元夫の仕事の運営面を管理する彼女は、ミックにとって無二の親友かつ相談役という役どころ。常に彼をサポートして励ましているが、リハビリを終えたばかりのミッキーが大きな訴訟を引き受けることに心配している。
主人公ミック役には、映画『マグニフィセント・セブン』や、『オリエント急行殺人事件』などに出演しているマヌエル・ガルシア=ルルフォが決定している。
また、ミックの元妻で仕事に熱意を持って取り組む副地方検事マギー・マクファーソン役を、ホラー映画『スクリーム』シリーズの主演で知られ、政治サスペンスドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』にも登場していたネーブ・キャンベルが演じる。
Neve Campbell will co-star in The Lincoln Lawyer as Maggie McPherson, a passionate Deputy District Attorney who was previously married to Mickey Haller, played by Manuel Garcia-Rulfo pic.twitter.com/nSQ6usXOjl
— Netflix Queue (@netflixqueue) February 1, 2021
その他、窃盗罪で起訴された元依存症者のイジー役にジャズ・レイコール(『リゾーリ&アイルズ』)、ミックの調査員でバイカー・ギャング団のメンバーだったシスコ役にアンガス・サンプソン(『シャット・アイ 占い詐欺師の逆襲』)がキャスティングされている。
クリエイターを務めるのは、『ビッグ・リトル・ライズ』や『弁護士ビリー・マクブライド』、『ボストン・リーガル』など数多くのヒットシリーズを生み出しているデイビッド・E・ケリー。彼は、ショーランナーのテッド・ハンフリー(『グッド・ワイフ』)と共に脚本も担う。(海外ドラマNAVI)
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『アグリー・ベティ』(c)FAM007/FAMOUS