『バンド・オブ・ブラザース』『ザ・パシフィック』に続く戦争シリーズで『ファンタビ』と『 シャナラ・クロニクルズ』の二人が共演

スティーヴン・スピルバーグとトム・ハンクスが手掛けてきた『バンド・オブ・ブラザース』と『ザ・パシフィック』に続く戦争リミテッドシリーズの新作で、カラム・ターナー(『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』)とオースティン・バトラー(『シャナラ・クロニクルズ』)が主演を務めることがわかった。米Deadlineが報じた。

ドナルド・L・ミラーの書籍に基づく新作『Masters of the Air(原題)』は、過去2作と同じ第二次世界大戦時を舞台に、ヒトラー玄関口に戦争を仕掛けたアメリカの爆撃兵の少年たちを描く。オースティンはゲイル・クリーベン少佐、カラムはジョン・イーガン少佐という役に扮するとのこと。

脚本は『バンド・オブ・ブラザース』を執筆したジョン・オーロフとグレアム・ヨスト。スピルバーグ、ハンクス、ゲイリー・ゴーツマンのトリオが製作総指揮として3度目のタッグを組む。過去2作は米HBOで製作されたが、3作目ではApple TV+が引き継いで全10話を製作・配信。予算は2億ドル(約213億円)を超えると伝えられている。キャスティングは2019年末から始まり、ここ数週間で主要キャラクター4人の配役が決まったとのこと。オースティンとカラム以外のキャストはまだ明かされていない。

オースティンは、『マンハッタンに恋をして〜キャリーの日記〜』『ARROW/アロー』などに出演した後、『シャナラ・クロニクルズ』で伝説の一族であるシャナラ家 の末裔ウィル・オムズフォードを演じた。近年は映画でも活躍しており、2019年には話題の大作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』にテックス・ワトソン役で出演した。

一方のカラムは、ダニエル・ラドクリフ主演のサスペンス映画『ヴィクター・フランケンシュタイン』や、マイケル・ファスベンダー主演のアクション映画『アサシン クリード』などを経て、2017年に青春映画『さよなら、僕のマンハッタン』で主演を務めた。TVシリーズでは、英BBC『戦争と平和』に出演していた。(海外ドラマNAVI)

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Photo:カラム・ターナー©JW オースティン・バトラー©NYKC