『SUITS』パトリック・J・アダムス、いじめ疑惑のメーガン・マークルを擁護

英国のヘンリー王子と結婚したメーガン・マークルが、王室スタッフをいじめていたという報道が世間を騒がせているが、かつて『SUITS/スーツ』で共演していたパトリック・J・アダムスは、一連の報道に対抗して彼女を擁護するコメントを出した。米TV Lineが伝えた。

現地時間の3月2日(火)、英Timesはケンジントン宮殿にいる間のメーガンの振る舞いにより二人のパーソナルアシスタントが辞職に追い込まれたことを彼女に近かった報道官のジェイソン・ナウフ氏が告発していたと報じた。また、英Daily Mirrorはハリー王子&メーガン妃の側で働いた少なくとも10人のスタッフが内部調査に協力する予定だと伝えている。

報道を受け、バッキンガム宮殿は「英国王室は何年にもわたって職場における尊厳についての方針を定めており、職場でのいじめや嫌がらせを容認しておりませんし、今後も見過ごすつもりはありません」と声明を発表した。

しかし、かつて『SUITS』の中で彼女のパートナーを演じていたパトリックは、これらの一方的な報道を見過ごさなかった。6日(土)にTwitterを更新したパトリックは、英国王室のことを「長い間妥当性を超え続け、信頼性が過信され、品位を欠いた組織」と述べ、メーガン妃のことを「深い道徳観と強い労働観を持つ、パワフルな女性」と表現。

「(『SUITS』当時のメーガンは)熱意があり、思いやりがあり、協力的で、寛大で、楽しく、支えとなってくれたファミリーの一人」であり、ハリー王子との付き合いで名声を得た後も「その人柄は変わることはなかった」とメーガン妃を弁護した。

さらに、英国メディアがメーガン妃に対して人種差別的で中傷的でクリックベイト(誇張した見出しなどでユーザーや読者の関心を引くこと)のような扱いをすることにうんざりしていると述べ、「新たな英国王室の一員が彼女のお腹の中で育っているのに、その王室が、家族と自分のメンタルヘルスを守るために英国から抜け出すことを余儀なくされた女性に対する"いじめ"の疑惑を促進させ、増長させていることが不愉快極まりない」と怒りを露わに。

「戒めたり、叱りつけたり、苦しめたいなら他の人を見つけてくれ。僕の友人のメーガンは違う次元にいる」とメディアや王室を強く非難した。

また、『SUITS』のクリエイター、アーロン・コーシュも、メーガンを擁護するツイートをしている。「メーガン・マークルはモンスターではない。彼女は想像を絶する状況でも自分の道を歩もうとする、優しい心を持った強い女性。事件の詳細はわからないが、もし深夜のメールで酷い人間と言われるのなら、私は50回以上地獄に行かなくてはいけないだろう」

また、現地時間3月7日(日)にはオペラ・ウィンフリーによる夫妻の独占インタビューが放送され話題となっている。(海外ドラマNAVI)

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