米CWの大ヒット超常現象アクションドラマ『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』。本日、4月7日(水)よりついにファイナルシーズンのレンタルが開始となるが、その最終話のタイトルに秘められた思いをクリエイターが語った。米TV Lineが報じている。
本作の視聴者としては、シリーズ・フィナーレのタイトルである 「Carry On(原題)」を聞いて、感慨深いを抱かずにはいられないだろう。なぜならこれは番組の非公式テーマソングであるKansasが歌う「Carry On Wayward Son」を連想させるもので、ほぼすべてのシーズンフィナーレで「Road So Far」のリキャップシーンの間に流れていたからだ。
ちなみにcarry on は、続ける、継続するなどの意味で使われることが多い。このタイトルは、ウィンチェスター家とそして『スパナチュ』ファミリーは、毎週木曜日の放送の後も繫がっているということを思い出させてくれるものだ。
ショーランナーのアンドリュー・ダブは、タイトルが決まった時の裏話を教えてくれた。「最終話のタイトルは実は事務所のアシスタントの一人がつけたんだ。彼女を褒めてあげたいと思うよ。彼女の名前はケイシー・ハムノスだ。ケイシーは同僚と話していて、"最終回のタイトルは Carry Onにすべきだ"と言っていたんだ。それを聞いて、最高だって思ったんだ」
そのあと、ダブはサムとディーンの未来についても続けた。「二人にとって、完全な平和が訪れるかどうかはわからない。常に何かがにある。彼らは戦士だからね。大きな問題を解決しても、小さな問題が起こる。彼らのどちらかがこの仕事を辞めて、腰を下ろして、砂浜でピニャ・コラーダを飲むというようなリラックスした時間が持てるかと言われたら、できるだろうと答えるよ。だが今日は無理だろう。また何かが起きれば仕事に復帰しなければならなくなる。二人には道徳的な義務があって、戦いを諦めることができないんだ」
いよいよ15年もの物語の幕を閉じる『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』。最後にウィンチェスター兄弟は平和を掴み取るのだろうか。(海外ドラマNAVI)
Photo:『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』シーズン15(c) 2019 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.