『ビッグバン★セオリー』バーナデットことメリッサ・ローチ、法廷コメディで主演に

『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』のバーナデット役で人気を博したメリッサ・ローチが80年代に一世を風靡したシットコムのリブートで主演を務めることが決定したと米Dead lineが伝えている。

そのシットコムとは1984年から1992年にかけてNBCで放送された全9シーズンからなる法廷コメディ『Night Court(原題)』。このリブート製作の話がNBCで盛り上がりをみせていたが遂に動きだし、主要キャストが発表。メリッサに加えて、エミー賞を4度受賞したオリジナル版キャストのジョン・ラロクエットが出演するという。

タイトル通り舞台は夜の法廷。メリッサが演じるのはオリジナル版主人公ハリー・ストーンの娘で、父と同じように夜勤で働く楽観主義な判事アビー・ストーン。変わり者や皮肉屋に囲まれながら奮闘する姿が描かれるという。この皮肉屋代表ともいえる検察官ダン・フィールディングをジョンが演じる。

オリジナル版でハリー・ストーンを演じたハリー・アンダーソンは、2018年に65歳という若さで他界。残念ながら新キャラクターであるアビーとの掛け合いは見ることはできないが、ジョン演じるダンがオリジナル版とリブート版を繋いでくれそうだ。

メリッサにとって『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』後、初の本格TVシリーズとなる本作。元々作品の大ファンだったメリッサが企画を持ち込んだと言われており、夫ウィンストン・ローチとワーナー・ブラザース・テレビジョンを拠点とする制作会社After January Productionsを通じて、製作総指揮も務める。脚本は『アンブレイカブル・キミー・シュミット』のダン・ルービンが担当。

夫婦で共同脚本と製作総指揮を務めた『ブロンズ! ~私の銅メダル人生~』はサンダンス映画祭でプレミア上映され、高評価を獲得。本作にも期待がかかる。最近ではクリエイターとしての活動が増えていたが、久しぶりにシットコムでの彼女を見られるのはファンにとっては嬉しい限り。パイロットが成功したおりには、ぜひ日本上陸を果たしてほしいところだ。(海外ドラマNAVI)

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メリッサ・ローチ© FAM020/FAMOUS