『NCIS ネイビー犯罪捜査班』マーク・ハーモンら"ギブスの父"故ラルフ・ウェイトに哀悼の意を捧げる

大ヒット犯罪捜査ドラマ『NCIS ネイビー犯罪捜査班』シーズン11のリリース開始を記念して、7月7日(水)にリリースされるDVD-BOX PART2の特典映像「追悼:ジャクソン・ギブス役ラルフ・ウェイトを偲んで」の一部をいち早く公開。

シーズン11では、ジヴァ(コート・デ・パブロ)がトニー(マイケル・ウェザリー)の説得を振り切ってNCISを辞め、イスラエルへ帰国する。そんな中、ビショップ(エミリー・ウィッカーシャム)がNSA(国家安全保障局)から出向してくる。数年前に彼女が書いた論文が事件解決の鍵となったことがきっかけで捜査に参加。ギブスに認められNCISの捜査官となる。

そして、これまで度々登場していたギブスの父ジャクソン役のラルフ・ウェイト2014年2月に亡くなったため、シーズン最終話は追悼エピソードとなっている。

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映画『わが家は11人』や『暴力脱獄』など多くの作品に出演し、犯罪捜査ドラマ『BONES』では主人公シーリー・ブースの父親ハンクを演じた名優ラルフ。元々は聖職者で俳優としては遅咲きだった彼だが、本作では小さな雑貨店を営むギブスの父親ジャクソンとして登場。

特典映像「追悼:ジャクソン・ギブス役ラルフ・ウェイトを偲んで」は、惜しまれつつ他界した彼について、ギブス役のマーク・ハーモンをはじめとするキャストやスタッフらが想いを綴っている貴重な映像だ。

マークは「本作の関係者が彼を尊敬し、彼の死を悼んでいる。何年もの間、本作に出演してくれたのは我々には宝ともいえる経験」と感謝の意を示す。ラルフの"白髪と青い瞳"はギブスの父親役にぴったりで、彼とマークが並んだ際、二人の"青い瞳"が輝いていたことを見て"運命"を感じたというスタッフ。正式に父親役に抜擢され、それを証明するかのように、最初から二人は息が合っていたという。

一方、「シーズン5から彼は完璧だった。まさにギブスの父親。その彼と共演できないなんて、これほど悲しいことはない」とトニー役のマイケル・ウェザリーは語る。「撮影班を恐れさせていたあの青い瞳と、僕に聞かせてくれた面白い話が恋しいよ」と故人と懐かしむ。

さらに、「彼は自分の車で長距離を走って現場に来る。とても活動的な人だった。時の流れとともに彼の動きはゆっくりになったが、彼にそのことを言おうものなら痛い目に遭うことになる」と優しい笑みを見せるマーク。親子の二人が言い合う本編のシーンでは、「(父親を)心配して何が悪い?」とギブスが言うセリフがあるが、まさしく偉大な俳優を尊敬し実の息子のように接していたマーク自身の"心の声"が聞こえるようだ。

そして、ラルフの訃報を電話で知らされた製作総指揮のゲイリー・グラスバーグは、「その時は動揺したなんてものじゃない。頭が真っ白になった。物語の最後に追悼文を入れるだけでは不十分で、シーズン11の最後をしめくくる物語として、ジャクソン・ギブスの死を描くことにしたんだ」とラストのエピソードの経緯を説明。ギブスに父親との思い出が押し寄せ、帰郷して父が営んでいた思い出の店に赴くシーンは、心震える感動の仕上がりとなっている。また、マークは改めて「彼の死はつらい。でも彼が残したものを無駄にはしない。そうすれはラルフも本作に出演したことを誇りに思ってくれる」と、天国の彼に改めてメッセージを残した。

『NCIS ネイビー犯罪捜査班』シーズン11 商品情報

6月2日(金)
・DVD-BOX PART1
・DVDレンタル VOL.1~6

7月7日(金)
・DVD-BOX PART2
・DVDレンタル VOL.7~12

発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
公式サイト:https://paramount.jp/ncis/s11/

(海外ドラマNAVI)

Photo:

『NCIS ネイビー犯罪捜査班』シーズン11 (C) 2021 CBS Studios Inc. CBS and related logos are trademarks of CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved.

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