『フレンズ:ザ・リユニオン』、マシュー・ペリーに寄せられた中傷コメントに監督がフォロー

ニューヨークで共同生活を送る男女6人組の日常や恋愛を描く『フレンズ』。当時のレギュラーキャストが再集結する『フレンズ:ザ・リユニオン』が配信されたばかりだが、その中でチャンドラーを演じていたマシュー・ペリーの様子について、様々なコメントが寄せられていた。その中傷コメントについて、この再結成でメガホンを取ったベン・ウィンストン監督が、マシューをフォローするコメントを発した。米E!Onlineが報じている。

チャンドラーを演じたマシューは、長年にわたって薬物乱用の問題と闘ってきたことを公言しており、それが『フレンズ』の出演に反映されることもあった。しかし、『フレンズ:ザ・リユニオン』の提案者でもあるウィンストンは、マシューが現在、健康上の問題を抱えているとは思っていないと言う。

ウィンストンは、5月28日(金)に放送された米Hollywood Reporterのポッドキャスト「TV"s Top Five(原題)」で、次のように語った。「マシューは素晴らしかったです。人は時に意地悪になることがあります。そうならないといいのですがね。マシューと一緒に仕事をするのは楽しかったです。彼は素晴らしく面白い人で、作品の中でも素敵な一発芸を披露してくれました。彼の前に立って、このような機会で演出できたことは、とても幸せでラッキーだと思います」

また、オリジナル『フレンズ』のプロデューサーであるケヴィン・ブライトは別のインタビューの中でウィンストンの気持ちを代弁し、「人が言うことは所詮他人の意見です。彼に会えて嬉しかったこと以外は、何も言うことはありません。でも、そうですね、彼は大丈夫だと思います。最後に会ったときよりも、より強く、より良くなっているように見えるし、前進していくことを喜んでいるようです」

2020年11月にマネージャー兼プロデューサーのモリー・ハーウィッツと婚約したマシューは、5月19日にインスタグラムに投稿して『フレンズ』の再結成を祝った。その際マシューは、「戻るよ! 僕は泣いていないよ。君が泣いているんだ。このことでもっとサプライズがあるよ」と再結成にことをほのめかしていた。

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『フレンズ』(C)Bright/Kauffman/Crane Productions in association with Warner Bros. Television Production Inc.