命を宿したぬいぐるみのテディベアと、大人になりきれないダメ中年男のコンビを描く大人向けの痛快コメディ映画『テッド』の前日譚が、米配信サービスPeacockでドラマ化されることが明らかとなった。米Hollywood Reporterが報じている。
子ども時代に奇跡が起きて以来、喋るテディベアのテッドと27年間を過ごしてきたジョン。35歳になったジョンはダメ中年オヤジに成長し、テッドは見た目は愛くるしいクマのぬいぐるみだが、中身は下品なエロオヤジに...。そんなテッドに我慢がならなくなったジョンの恋人ロリーが、テッドを追い出すようジョンに三下り半を突き付ける―。
2012年に1作目が公開され、2015年には続編となる2作目が製作され、下ネタ&放送禁止用語が満載なためR指定だったが、シリーズは世界中で7億5000ドル以上の興行収入を叩き出す大ヒットとなった。
前日譚となるシリーズの時代設定や概要など現時点では不明だが、全10話となり、映画シリーズで原案・脚本・監督・テッドの声を務めたセス・マクファーレンが、脚本・製作総指揮を担う。
映画シリーズでは、アクション映画『トランスフォーマー』シリーズや『スペンサー・コンフィデンシャル』などに主演しているマーク・ウォールバーグがジョン役で出演。第1作ではロリー役でミラ・クニス(『ブラック・スワン』)、続編ではサマンサ役をアマンダ・セイフライド(『マンマ・ミーア』シリーズ)が演じた。
マークをはじめ、映画版に出演したドニー役のジョヴァンニ・リビシ(『スニーキー・ピート』)や、レックス役のジョエル・マクヘイル(『コミ・カレ!!』)らがドラマにも登場するのかは明らかになっていない。
前日譚シリーズの概要やキャストなどが決まり次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
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映画『テッド』 ©FAMOUS