『ブラックリスト』あの人が降板!シーズン9はどうなる?

ジェームズ・スペイダー主演の大人気アクション・サスペンスドラマ『ブラックリスト』。シーズン9への更新も決定しており、日本にもシーズン8が上陸したばかりの本作だが、シーズン8である主要キャストが降板することが明らかになった。米Deadlineが報じている。

『ブラックリスト』に訪れた衝撃の降板

今回降板が発表されたのは、エリザベス・キーンを演じるミーガン・ブーン。彼女はレギュラーとして、現在放送中のシーズン8の最終回をもってシリーズを去ることに。

メーガンの降板は、今年1月に発表されたシーズン9の更新を前の段階で決まっていたという。そのため、脚本家は彼女のキャラクターであるエリザベス・"リズ"・キーンの最終章として、今シーズンの展開を作り上げた。

この決断はメーガン本人、そして製作側両サイドにとって納得のいくものだったようで、メーガンはすでに次のキャリアを考えているとのこと。放送局のNBCと、ユニバーサルTVと共同で『ブラックリスト』を製作しているソニー・ピクチャーズTVの担当者からはこの件に関して、現時点ではコメントを発表していない。

 

※ここからは、シーズン8第4話までのネタばれを含みますのでご注意ください!

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シーズン8では、新人FBI捜査官だったリズが、自分のダークサイドを認め逃亡犯へとなる過程が描かれている。

第4話「エリザベス・キーン」では、リズがブラックリストのNo.1であることが明らかになった。レディントン(ジェームズ・スペイダー)がリズの母親のカタリーナを殺すのを目撃し、リズはかつてのメンターであるレディントンに反旗を翻し標的としていく。ロシア語で「始まり」(Начало)と「終わり」(Конец)を意味する「Nachalo(原題)」と「Konets(原題)」というタイトルで締め括られるシーズン8の最後の2つのエピソードで、レッドとリズの関係が明らかになるという。

本作のクリエーターであるジョン・ボーケンキャンプは、米TV Insiderとの最近のインタビューで、「Nachalo」では、「最初に戻って、8年分の質問の答えを解き明かすつもりだ」と話している。

NBCのプロモ映像では、レディントンが「There is only you, me and the truth(リズと私と真実だけだ)」と言い、リズが「Tell me, who are you? (教えて。あなたは何者なの?)」と尋ねている。これは、本作最大の謎のひとつだ。

リズの逃亡者としての物語の一環として、また個人的な理由もあり、メーガンは今シーズンでは8つのエピソードに登場せず、リズはどうなるのかと話題になっていた。

メーガンにとって『ブラックリスト』はキャリアを決定づける代表作になった。以前には、NBCの短命に終わった『Law & Order: LA』や『ブルーブラッド ~NYPD家族の絆~』に出演。その後、エミー賞3度受賞のジェームズの相手役として女性主人公に抜擢された。実はメーガンはジェームズよりも先にキャスティングされている。キャラクター重視の本作は瞬く間に大ヒットし、メーガンは一夜にしてテレビ界のスターとなった。『ブラックリスト』は、NBCのスケジュールに合わせて放送されたために視聴率が下がったものの、今でも堅実な人気を誇っており、Netflixとの配信契約により世界中の視聴者を獲得している。

 

(※2022年5月13日更新)

『ブラックリスト』シーズン8は、平日28:00よりスーパー!ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメにて再放送中。リズがいなくなったあとが気になるシーズン9は5月31日(火)より独占日本初放送。(海外ドラマNAVI)


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