Netflixがロサンゼルスに拠点を置くNBAのチーム「ロサンゼルス・レイカーズ」のフロントオフィスから影響を受けたコメディシリーズを製作することがわかった。この企画は、人気オフィスコメディ『ジ・オフィス』にケリー役で出演し、製作総指揮も務めたミンディ・カリングが、『モダン・ファミリー』の脚本家エレイン・コー、レイカーズのオーナーであるジーニー・バス、ワーナー・ブラザースTVとタッグを組んで手がける。米Deadlineが報じた。
タイトル未定の新シリーズは、LAレイカーズを運営している家族経営者とフロントオフィスチームの間の個人的および専門的な事象にインスパイアされており、NBAの架空チームのオーナー、イライザ・リードが親友と一緒にNBAのオーナーシップと家族ドラマを展開する姿を描くコメディドラマ。
脚本を手がけるコーがショーランナーを兼任。製作総指揮は、コー、ミンディ、バス、リンダ・ランビス(LAレイカーズ)、ハワード・クライン(『ジ・オフィス』『アップロード ~デジタルなあの世へようこそ~』)、が務める。
2020年、レイカーズは17回目となるNBAチャンピオンに輝き、バスはNBAの栄冠を手にした最初の女性オーナーとなった。また、彼女とともに製作総指揮に名を連ねるリンダ・ランビスは、元レイカーズの選手でNBA優勝を4度経験しているカート・ランビスの妻。1979年からレイカーズに勤めており、現在は事務局長を務めている。
実は、現在LAレイカーズをテーマにしたテレビシリーズがすでに2本進行中。1本目は米HBOが製作する1980年代のレイカーズを舞台にしたドラマシリーズ、2本目はHuluが製作するレイカーズのドキュメンタリーシリーズ。バスはHuluのドキュメンタリーシリーズにも製作総指揮として参加している。
7月15日よりシーズン2が配信されるNetflixコメディシリーズ『私の"初めて"日記』でもクリエイターを務めるミンディは、ロマコメ好きな主人公のNYでの生活を描く『The Mindy Project(原題)』(2012~2017年)を自身で手掛け、主演も務めていたことでも知られている。米HBOの『The Sex Lives of College Girls(原題)』の企画も進んでおり、今後も彼女の名を多くの場で見ることになるだろう。(海外ドラマNAVI)
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ミンディ・カリング©NYKC/FAMOUS