Netflix救済とならなかった『マニフェスト』、クリエイターが「必ずファンに結末を与える!」と約束

米NBCのSFミステリー&ヒューマンドラマ『MANIFEST/マニフェスト』がシーズン3で打ち切られた後にNetflixに救済される可能性が報じられたが、残念ながらシーズン4への更新とはならなかった。そんななかクリエイターが、「必ずファンに結末を与える!」と約束した。米Screen Rantが報じている。

『マニフェスト』は、シーズン3の最終話となる第13話「Mayday: Part 2(原題)」が放送された後日に打ち切りが決定。もともとシリーズは6シーズンにわたって製作される計画だったため、謎を残したクリフハンガーだらけのままキャンセルになったことから、製作チームはシーズン4を製作できる他のプラットフォームを探していた。

そして、最有力候補としてNetflixが浮上し、『マニフェスト』を製作するワーナー・ブラザースTVとNetflixの間で実行の可能性と財務に関して話し合いが行われていると報じられていたが、その話も見送りになってしまった。

現時点では決して見通しは明るくないが、クリエイターのジェフ・レークはシリーズの続行を簡単に諦める気はないようで、ファンに向けて次のようなツイートを発信している。

「マニフェスターのみんな! 君たちのサポートには畏敬の念を感じるし、シリーズを締めくくる方法を探そうとしている。1週間か1カ月、1年かかるかもしれないが、僕たちは諦めないよ。君たちは物語の結末を知るに値するからね。続行を望む声を絶やさないようにしよう。上手くいったら、それは君たちのおかげだ。#SaveManifest」

過去には、ネイサン・フィリオン(『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』)が主演したSFアドベンチャードラマ『ファイヤーフライ 宇宙大戦争』がシーズン1で打ち切られた後、2005年に劇場版として『セレニティー』が公開された。また、米NBCのタイムトラベルドラマ『タイムレス』は2度もキャンセルされたが、ファンのキャンペーンが功を奏して、シリーズのファイナルを飾るTV映画版が製作されたという例もある。そういったシリーズのように、『マニフェスト』も製作チームが予定していた結末をファンに届けることができるのか、今後の展開に注目しておきたい。(海外ドラマNAVI)

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(2021年6月時点での情報です)

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『マニフェスト 828便の謎』© Warner Bros. Entertainment Inc. & NBC Studios, Inc.