Netflix『ウィッチャー』の大きな難点、シーズン2では解決することに

Netflixの大作ファンタジードラマ『ウィッチャー』。撮影が遅れていたシーズン2の配信日が12月17日(金)であることが報じられたが、本作のショーランナーであるローレン・シュミット・ヒスリックが、シーズン1で"最も物議を醸した"点を、新シーズンでは修正したと明かしている。英Digital Spyが伝えた。

『ウィッチャー』は、人気RPG「ウィッチャー」シリーズの原作としても知られているアンドレイ・サプコフスキによるダーク・ファンタジー小説のドラマ化となり、モンスター・ハンターとして旅を続ける超人的な力を秘めた凄腕"ウィッチャー"のゲラルトが、暴力だけでなく陰謀と策略が渦巻く戦国の世界で己の居場所を求めて戦う姿が描かれる。

話題の原作に、『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』や『エノーラ・ホームズの事件簿』などで人気を博したヘンリー・カヴィルを主演に据えた本作は、多くのユーザーに視聴されたが、"複数のタイムラインがストーリーを混乱させている"という不満が噴出していた。

しかし、シーズン2からはすべてのキャラクターが同じタイムラインに存在することになり、この問題を無事に解決できるだろうという。

「これほど物議をかもすとは思っていなかった」とヒスリックは米The Wrapにコメント。「しかし、キャラクターたちが同じ時間で交差するのは素晴らしいことだろう。シーズン2では、すべてのキャラクターが同じタイムラインに存在することになる」

続けて、「物語的に行うことができるのは、少し異なる方法で時間を使って遊ぶことだ。フラッシュバック、フラッシュフォワード、そしてシーズン1ではできなかった全く異なる方法で時間を統合する」と説明している。

また、シーズン2から新たに加わるキム・ボドゥニアについては、「お気に入りの新メンバー」と話しており、シーズン2ではゲラルトのルーツも語ると明かしている。Netflixオリジナルシリーズ『ウィッチャー』シーズン2は12月17日(金)より独占配信スタート。(海外ドラマNAVI)

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Netflixオリジナルシリーズ『ウィッチャー』シーズン1は独占配信中