『ウォッチメン』と『バットマン』プロデューサー"魔法のような現実主義の医療ドラマ"をHBO Maxにて製作

アクションドラマ『ウォッチメン』『LEFTOVERS/残された世界』のショーランナーであるデイモン・リンデロフと、ロバート・パティンソン(『TENET テネット』)主演『ザ・バットマン』 の監督マット・リーヴスがタッグを組み、イギリスで高い評価を得ている映画監督オスカー・シャープ(『It"s No Game(原題)』を迎えたドラマチック・ファンタジー・シリーズを米HBO Maxで製作することが明らかになった。米Hollywood Reporterらが報じている。

『The Human Conditions(原題)』というタイトルの新作は、イギリスの若い医師が、あり得ない空想上の病気を治療するために、その根底にある精神的な問題を癒し、その過程で自分自身と向き合うことを学ぶという魔法のような現実主義医療ドラマであると説明されている。

シャープは、BAFTAにノミネートされた独創的な新進気鋭の映画監督とされており、オリヴィア・コールマン(『ザ・クラウン』)が主演したこの2014年の短編『The Karman Line(原題)』で注目を集め、2016年の短編SF映画『Sunspring(原題)』では、全編人工知能(AI)によって書かれた脚本の映画化を、世界で初めて行った。ワーナー・ブラザース・テレビジョン(WBTV)のプロジェクトの本作では、脚本、監督、エグゼクティブ・プロデューサーを務めている。

その他、リンデロフ、リーヴス、ダニエル・ピプスキ(『A Teacher(原題)』、ラフィ・クローン(『ザ・ループ TALES FROM THE LOOP』)、ターニャ・セガッチアン(『ザ・クラウン』)、ジョン・ウッドワード(『COLD WAR あの歌、2つの心』)が製作総指揮に名を連ねている。ちなみに、リンデロフとリーヴスは、いずれもWBTVと包括契約を結んでいる。

一方、リンデロフは最近『ウォッチメン』以降初となるプロジェクトを立ち上げた。ショーランナーのタラ・エルナンデス(ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』)と共同で新ドラマ『Mrs.Davis(原題)』の製作総指揮と脚本を担当し、米NBC動画配信サービスPeacockでの シリーズ化が認められた。パンデミックで延期された『ザ・バットマン』の公開を来年に控えているリーヴスは、HBO MaxでDCアニメシリーズ『Batman: Caped Crusader(原題)』の製作総指揮をブルース・W・ティム(『バットマン&ハーレイ・クイン』)とJ・J・エイブラムス(『LOST』『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』)と共に行っている。(海外ドラマNAVI)

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(2021年8月時点での情報です)

Photo:『ウォッチメン』©2019 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc. 『ザ・バットマン』マット・リーヴス公式Twitter( @mattreevesLA)より