『エージェント・オブ・シールド』クロエ・ベネット、実写版『パワーパフ ガールズ』から降板

米CW製作の実写版『パワーパフ ガールズ』で主人公ブロッサムを演じる予定だったクロエ・ベネットが同作から降板したことが明らかになった。米Entertainment Weeklyが伝えている。

カートゥーン・ネットワーク製作のアニメシリーズを基にした実写シリーズ『Powerpuff(原作)』。一度パイロット版の製作が進められていたが、やや過激すぎるということで今年5月にパイロット版を撮り直し仕切り直すことが発表されていた。その後、新パイロット版製作に向けてキャストの契約延長が進められていたが、クロエはスケジュールがつかず、降板せざるを得なくなってしまったようだ。

『THE FLASH/フラッシュ』『SUPERGIRL/スーパーガール』などのDCドラマシリーズを手掛けるグレッグ・バーランティが製作総指揮に名を連ね、『スリーピー・ホロウ』のヘザー・V・レニエと『タリーと私の秘密の時間』のディアブロ・コディが脚本を務め、高い注目を浴びている本作。

原作では天才科学者ユートニウム博士が生み出した最強幼稚園児3人組という設定だが、実写版で描かれるのは、悪と戦っていた子ども時代とは程遠い、夢見る少女ではいられなくなってしまった20代。そんな3人が、世界が最も必要としている時に、再び力を合わせることができるのかが描かれる。

バブルス役のダヴ・キャメロンとバターカップ役のヤナ・ペローは続投する予定。ブロッサム役探しはこの秋から始めるという。マーベルドラマ『エージェント・オブ・シールド』などで知られるクロエの降板は残念だが、新たなブロッサム役が楽しみでもある。

パイロット版ではユートニウム博士役をドナルド・フェイソン(『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』)が演じる他、ミス・ベラム役のロビン・ライヴリー(『グッド・ドクター 名医の条件』)、ガールズ最大の敵モジョ・ジョジョの息子役のニコラス・ポダニー(『ハート・オブ・ディクシー ドクターハートの診療日記』)らが出演していた。

(海外ドラマNAVI)

Photo:

ダヴ・キャメロン公式Instagramより(@dovecameron)