DCドラマ『ARROW/アロー』に主演したスティーヴン・アメルが、米Starz製作による新作プロレスドラマ『ヒール:レスラーズ』と『ARROW』には大きな共通点があると語っている。
独立系プロレス団体を描く『ヒール:レスラーズ』は、"小さな町におけるプロレスの世界で夢を追う男女の物語"と謳われており、ジョージア州にある結束の強いコミュニティが舞台となる。プロレス団体を経営していた父親が亡くなった後、遺産を巡って兄弟とライバルが争う様子が描かれる。
the spade brothers take their rivalry to the main event on august 15. tag a friend who should join you ringside for the #HeelsSTARZ premiere. pic.twitter.com/dyMJ9IE6I7
— Heels (@HeelsSTARZ) July 19, 2021
本作で主演を務め、リングで"悪役"を意味するヒールことジャック・スペイドを演じるスティーヴンが、『ARROW』と『ヒール:レスラーズ』の共通点について米TV Lineに語った。
スーパーヒーローを描く『ARROW』と、ファミリードラマである『ヒール:レスラーズ』はジャンル的に大きな違いがあるが、スティーヴンは「『ヒール:レスラーズ』をスーパーヒーロードラマだと思っている」と述べている。「どちらの番組にもトランクスとタイツというスーパーヒーロー・スーツがフィーチャーされているし、キャラクターが登場するときにはテーマ音楽が流れるからスーパーヒーローの気分になれるんだ。リングの中にいて、観客が歓声を上げたり野次を飛ばしたりしているとき、人生における他のことは問題じゃなくなるからね」
そして、ジャックの弟エース役を演じるアレクサンダー・ルドウィグ(『ヴァイキング ~海の覇者たち~』)も、スーパーヒーロードラマとの共通点に言及。「仕事で命をかける人たちを適切に演じるという大きなプレッシャーがあったし、それがこの番組について僕が感じたことだ」
また、『ヒール:レスラーズ』への出演にあたり、スティーヴンとアレクサンダーはベテラン・レスラーのチャボ・ゲレロ・Jrの下で数カ月にわたってトレーニングを積み、さらにリングで闘うシーンを本格的に見せるために、プロレスラーの友人からアドバイスやコツを仰いだとも明かした。
『ヒール:レスラーズ』にはスティーヴンとアレクサンダーの他、アリソン・ラフ(『FBI : 特別捜査班』)、メアリー・マコーマック(『ザ・プロテクター/狙われる証人たち』)、ケリー・バーグランド(『転入生は10点満点』)、アレン・マルドナード(『プロジェクト・パワー』)、デヴィッド・ジェームズ・エリオット(『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』)、クリス・バウアー(『DEUCE/ポルノストリート in NY』)らも出演。
スティーヴンとアレクサンダーが、どんな激しい闘いをリングで繰り広げるのか楽しみな『ヒール:レスラーズ』は、米Starzにて8月15日よりスタートしたばかり。日本ではSTARZPLAYで視聴可能だ。(海外ドラマNAVI)
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『Heels』公式Twitterより(@HeelsSTARZ)