『バフィー ~恋する十字架~』のザンダー役や『クリミナル・マインド FBI行動分析課』のケヴィン役で知られるニコラス・ブレンドンが、薬物詐欺容疑で逮捕されたことが分かった。米Screenrantが報じている。
米TMZによると、ニコラスはインディアナ州で運転中、信号無視や不安定な運転をしていたため、警察に止められた。現場にいた警察官は、ニコラスの様子を緊張しているように見え大量の汗をかいていたと報告。身分証の提示を求められると、"ケルトン・シュルツ"という身分証を提示。さらに調査したところ、ニコラスは「クリスタルや粉末の残留物が入った小さなビニール袋」と「ニコラス・ベンダー」という名前の人物に処方された薬瓶を所持していたという。K-9ユニットによる車の捜索では、同様の残留物が入った追加のビニール袋と、ケルトン・シュルツのアンフェタミン塩の処方箋が発見された。
自分の身元を偽っていたことを認め、ケルトン・シュルツという人物は双子の兄弟で、二人は定期的にお互いの処方箋を利用し合っていると主張したという。そして警官は、身元を偽証して処方箋を不正に入手したことでニコラスを逮捕した。
今でも人気の『バフィー ~恋する十字架~』だが、2018年にはリブート版制作が発表。しかし、その後の進展はないようだ。このリブート版が実現するかどうかは不明だが、そうなった場合はニコラス抜きで進行する可能性が高いだろう。
ニコラスは現在、『Christmas Slasher(原題)』、『On A Dark And Bloody Ground(原題)』、『Dark Christmas(原題)』、『Best Sheep(原題)』、『The Inspector Chronicles(原題)』など、様々な映画に出演することが決まっている。今回の逮捕がこれらのプロジェクトに影響を与えるかどうかは今のところ不明。
ニコラスは以前にも、公共の場で泥酔しホテルで大暴れしたり、恋人に暴力を振るって逮捕されたりと世間を騒がせてきた。また司法取引の一環として、52週間のドメスティック・バイオレンス・コースを修了し、20時間の社会奉仕活動と3年間の保護観察も受けていた。毎回、騒動を起こすたびに反省のコメントを発表しては、うつ病やアルコール依存症のためのリハビリ施設の入退院を繰り返している。(海外ドラマNAVI)
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『バフィー~恋する十字架~』
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