サンドラ・オー、新作の撮影中に『グレイズ・アナトミー』を思い出す

ハリウッドでアジア系俳優を代表する存在となったサンドラ・オーが、主演を務めるNetflixの新作コメディドラマ『ザ・チェア ~私は学科長~』の撮影中に、代表作である医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』で演じたクリスティーナ・ヤンを思い出したとSNSに投稿した。英Digital Spyが伝えている。

今月Netflixで配信開始された『ザ・チェア』は、『ゲーム・オブ・スローンズ』のクリエイターであるD・B・ワイスとデヴィッド・ベニオフが製作総指揮を務めるコメディドラマ。サンドラは名門ペンブローク大学に英語学科長として新しく就任したジユン・キムを演じる。キム教授は学科初の女性教授として、そして大学で少数派の非白人職員の一員として様々な壁に直面する。

サンドラは『グレイズ・アナトミー』の出演シーンと『ザ・チェア』の映像を自身のInstagramにアップし、次のようにコメントした。

「私が『ザ・チェア』で最初に撮影したのは、新たに英語学科長に任命されたジユン・キムが彼女のオフィスに入って椅子から落ちるシーンだった。私はすぐに、『グレイズ・アナトミー』のクリスティーナ・ヤンが新しい心臓胸外科のディレクターに任命されて、オフィスを出るシーンを思い出したの。二人の部屋のドアにはネームプレートがあった。こういった思い出は7年経っても体で覚えているもので素晴らしい瞬間だわ...。"身に覚えがあるけど違う"という感じかな。クリスティーナが大好きだし、彼女が恋しい。そしてジユンも大好きよ。みんなも気に入ってくれるといいな」

このサンドラの投稿に、『グレイズ・アナトミー』でクリエイターを務めるションダ・ライムズが「私たちは"あなた"が大好きよ!」とメッセージを送っている。

サンドラはクリスティーナのことを恋しがっているようだが、今年5月にポッドキャスト番組「Asian Enough」に出演した際、『グレイズ・アナトミー』へのカムバックはないと断言。「私は番組が大好きだったし、大好きだったからこそ今も本当に感謝している。それに、今も復帰を依頼される。でも、約7年前に私は番組を去ったし、気持ちの上では終わっているの」と述べていた。

全6話となるミニシリーズ『ザ・チェア ~私は学科長~』はNetflixで配信中。(海外ドラマNAVI)

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Netflix『ザ・チェア ~私は学科長~』