シーズン5をもってファイナルを迎えるNetflixの大人気ドラマ『ペーパー・ハウス』。トーキョー役のウルスラ・コルベロと教授役のアルバロ・モルテが、製作総指揮の一人であるジーザス・コルメナルと共に本日より配信が開始となるファイナルシーズンについて語った。米Deadlineが伝えている。
本作は、犯罪者集団が造幣局に立てこもり巨額の紙幣を印刷して逃走するという大胆な設定とスリリングな演出で、世界中で人気となったスペイン産の犯罪ドラマ。
2部構成で展開されるシーズン5について、CTAMのパネルで聞かれたコルメナル。「僕が言えることは、これまでで一番重大で、一番エモーショナルなシーズンになるとファンは期待していい。すべての手札を机に並べる時が来た。最終決戦では最大級のアクションシーンがいくつかもたらされる。そしてすべての物語がこのファイナルシーズンで締めくくられるんだ。ロイヤル・ミント(造幣局)の終わりではなく、この『ペーパー・ハウス』の終わりがね」と答えた。
また、ウルスロとアルバロはいかに脚本チームが動いていたかを明かしている。
「クリエイターのアレックス・ピナや脚本チームのみんなは直前に脚本を書き上げるのが普通だった。すべてがうまくいくように確認しながら進めていくことにこだわりがあるの。流れに身を任せて作るこの作品って、すごくロックンロールよね」とウルスラが話すと、アルバロも同意。「まさに。撮影直前に脚本が仕上がるのは間違いない。監督も俳優も二つ先のエピソードで何が起きるのか知らないんだ。そんな風にやってきた。だから脚本チームは、撮影中にどのようにストーリーが演じられるのか注目しながら、どのように書いてきたことが形になるのか見ることができる。そして展開に変更を加える決断をするんだ。彼らが次、どこに僕らを連れていくか誰もわからない。本当だよ」
『ペーパー・ハウス』シーズン5は、パート1が昨日9月3日(金)よりNetflixにて配信スタートとなっている。また、パート2は12月3日(金)に解禁となる予定だ。世界中を席巻してきた強盗団たちのフィナーレをしっかりと目に焼き付けたい。(海外ドラマNAVI)
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Photo:『ペーパー・ハウス』 Roberto Garver