『LUCIFER/ルシファー』ファイナルシーズンでアニメの世界へ!製作に至った経緯とは

米FOXからNetflixへプラットフォームが移ったファンタジー犯罪捜査ドラマ『LUCIFER/ルシファー』。そのファイナルとなるシーズン6に、アニメのエピソードが投入されることが明らかとなった。

シリーズで製作総指揮を務めるジョー・ヘンダーソンが、シーズン6の第3話「Yabba Dabba Do Me(原題)」がアニメのエピソードになると明かし、その回が製作されるに至った経緯を米Colliderに語った。

「アニメは大変な仕事だから実現するとは思っていなかったんだ。だけど、新型コロナウイルスの影響があったし、セットでの撮影日数を減らす方法を模索していた。私は何年もアニメのエピソードをやりたいと思っていたから、災いがチャンスになったということだね」と述べ、意外な好機となったようだ。

そしてヘンダーソンは、アニメエピソードを監修したのは、DCキャラクター、ハーレイ・クインを主人公にしたアニメシリーズ『Harley Quinn(原題)』でプロデューサーを務めるジェニファー・コイルだとも明かした。「僕たちはすごくラッキーだった。作品に多くの人間性をもたらすことができるアニメーターに仕事をしてもらえる時間があったから。それは、まさに夢のようなコラボレーションだった」

さらに、共同ショーランナーを務めるイルディ・モドロヴィッチが、アニメエピソードが影響を受けた作品についても言及。『トムとジェリー』で知られるスタジオ、ハンナ・バーベラのようなスタイルで製作することも考え、『ルーニー・テューンズ』からも大きな影響を受けたという。また、シーズン5に加えられたミュージカルエピソードと同様に、いかにアニメエピソードがシリーズ上で機能するかも考えながら製作する必要があったとも明かしている。

アニメエピソードがどんな仕上がりになっているか楽しみな『LUCIFER/ルシファー』シーズン6は、Netflixにて9月10日(金)より配信開始。(海外ドラマNAVI)

Photo:

『LUCIFER/ルシファー』ジョー・ヘンダーソン公式Twitterより(@Henderson_Joe)