『CSI:科学捜査班』続編について、グリッソム役ウィリアム・ピーターセン「予想外だったけどすぐに飛びついたよ」

2000年から15シーズンにわたり、米CBSで放送された大ヒット犯罪捜査ドラマ『CSI: 科学捜査班』。その続編となるリブート版『CSI: Vegas(原題)』が今秋よりスタートするが、シリーズにカムバックするギル・グリッソム役のウィリアム・ピーターセンとサラ・サイドル役のジョージャ・フォックスが、その新作についてコメントした。米ETonlineが報じている。

『CSI:科学捜査班』はギャンブルの街ラスベガスを舞台に、最先端の科学捜査技術を駆使して難事件に挑むCSI(科学捜査班)チームの活躍が描かれた。その続編となる『CSI: Vegas』は、「CSIが消滅するかもしれない脅威に直面し、優秀な法医学者たちの新チームが最新技術を駆使して、人々のために戦う旧友を呼び戻してシン・シティ、ラスベガスで正義を守る」と紹介されている。

TV批評家協会による夏季のプレスツアーでパネルに登場したサラ・サイドル役のジョージャ・フォックスは、続編には"新鮮さと新しさ"があると述べ、再びシリーズに携わる気持ちを明かした。「奇妙なことにリブート版の世界は、2000年代の頃よりもカオス状態だと思う。新しいことが数多く起きたしね。でも、ウィリアム・ピーターセンと一緒にグリッソムとサラとして戻って来られるなんて、本当に素晴らしいことだわ。すごくワクワクするし、おかげで少し自分の足を地に着けることができたと思う」

そして、グリッソム役のウィリアムはリブート版について打診されたときに、即座に復帰を決めたと語っている。「番組の新しいバージョンを始めないかと聞かれるなんて予想外だったけど、すぐに飛びついたよ。特に私...、私たちにとっては、今、グリッソムとサラがどんな人間になったのかを知るために、再び役を演じられるんだからね。それに、20年前とは違う世界だ。科学の世界に戻るというアイデアは本当に素晴らしい機会だと思った。20年後は同じじゃないからね。新しいキャストも加わるから違うし、すごくエキサイティングだよ」とコメントし、20年前とは大きく異なる状況を大いに楽しんでいるようだ。

続編にはウィリアムとジョージャに加え、ジム・ブラス役のポール・ギルフォイルとデヴィッド・ホッジス役のウォレス・ランガムも続投。新キャストとして、ラボの新しい責任者であるマキシン・ロビー役のポーラ・ニューサム(『シカゴ・メッド』)の他、マット・ローリア(『ディキンスン 若き女性詩人の憂鬱』)、メル・ロドリゲス(『ベター・コール・ソウル』)、マンディープ・ディロン(『After Life/アフター・ライフ』)、 ジェイミー・マクシェーン(『SCORPION/スコーピオン』)らが名を連ねている。

懐かしのメンバーと新キャストのタッグで贈る待望の『CSI: Vegas』は、CBSにて10月6日(水)に放送開始。(海外ドラマNAVI)

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『CSI: Vegas』米CBSの公式Twitterより(@CBS)