『ウォーキング・デッド』ニーガン主役スピンオフの可能性は?「まだ語られるべき物語がある」

大人気ドラマ『ウォーキング・デッド』に登場する悪役ニーガン。以前、彼を主人公にしたスピンオフ・コミックスがスタートしたことはお伝えした通り。そんな彼のスピンオフ作品の可能性について、演じているジェフリー・ディーン・モーガンが語った。米TVLineが報じている。

『ウォーキング・デッド』の終了は、シーズン6のフィナーレから登場していたニーガンとの別れを必ずしも意味するわけではないかもしれないとジェフリーは語っている。「放送局の人たちと話し合ったことがあるんだ。ニーガンは(シーズン11が終了する前に)死んでしまうかもしれないし、(スピンオフを製作するとすれば)そうなったら前日譚になるね。でも、ニーガンにはまだ語られるべき物語があるんだ。これまでのシーズンがどのように機能してきたかはわかっている。その窓をあちこち開けていくと、ニーガンのストーリーが導き出されるだろうと思うよ」

また、ジェフリーは「僕はニーガンが大好きなんだ。ここ数年で非常に面白くなってきたと思うこの男を、もっと深く掘り下げる素晴らしい機会だと思う。もう少し生かしておいて、もっと彼のことを知ることに異論はないね」と述べ、もしスピンオフが実現したら、すべて受け入れることも示唆している。

だが、本家の前の話か、その後なのかという設定には希望があるという。「正直に言うと、もしこれ以上やるとしたら、後ろ向きではなく、ストーリーを前に進めたいね。シーズン10の第22話「ここにニーガンあり」で見せた(彼の過去の)内容はとても気に入ったけど、そのストーリーはもうたくさんやった。救世主がどのように誕生したかを描いた短編シリーズを作ることもできるだろうし、それはそれで面白いけど、もっと前に向かったものがいいな。ここ数年、ニーガンのさまざまな側面を見せてきた。これが終わった後、彼がこの先どうなるのか見てみたい。過去に戻るよりもその可能性の方がずっと面白いと思っているよ」

本家が終了した後も、ファンは何かしら期待できるかもしれない。ついに有終の美を飾ることになった『ウォーキング・デッド』ファイナルシーズンは、米AMCにて放送中。日本での放送は未定。(海外ドラマNAVI)

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『ウォーキング・デッド』
©Josh Stringer/AMC